頭の片側に起こることが多く、ズキンズキンと脈打つように痛みます。発作的に起こり、吐き気や嘔吐することもあります。光や音の刺激で悪化したり、においに敏感になったりします。頭痛が起こる前の前兆として、目の前がチカチカする、視野の一部が見えにくくなるといった前兆を起こすこともあります。ストレスが原因の場合、緊張によって収縮していた血管の緊張が解けたときに一気に拡がることで起こりやすいといわれています。
生理周期の場合は、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌量が大きく関係しているため、生理前、生理中、排卵時などに頻繁に症状が見られます。
頭全体が重苦しく何かに締め付けられているような鈍い痛みを感じる頭痛で、めまい、肩や首のコリも伴うことも多いです。主に身体的ストレスと精神的ストレスが原因で発生し、パソコンを長時間使用する人や、運転手さんにもよくみられます。
片頭痛と緊張型頭痛の両方の特徴がある頭痛です。
頭痛がある期間に集中して、片目の奥に起こるもので、七転八倒するほどのたまらない痛さです。毎日同じ時間に起こることがあり、夜中に頭痛で目覚めたりすることもあります。男性に多く、心が折れそうになるほど、とも言われます。ストレスや睡眠不足、昼寝など自律神経の乱れが体内時計を狂わせて、目の奥の血管が炎症を起こすためと言われています。
脳血管障害(くも膜下出血、脳梗塞、脳出血、脳動脈解離)や、脳腫瘍、髄膜炎、高血圧、低酸素血症、頭蓋骨・頸・眼・耳・鼻・副鼻腔・歯・口の病気などが原因となります。
当薬局の漢方相談では、
などの漢方薬を用いますが、それぞれに薬方はいくつかあります。
頭痛が起こっている原因を改善するために、糸練功で頭痛患部の経気の異常を探り、臓腑経絡と寒熱や虚実、原因となる気血水を踏まえて選薬します。原因が複数の場合もあり、必要な漢方薬の種類と必要な服用期間を左右します。慢性でこじれていると長く服用して改善する必要がありますが、永年の頭痛が漢方薬の短期間の服用で治まってしまう事も珍しくありません。是非当薬局の漢方薬をお試し頂きたいと思います。