本陣ロゴ
0749-82-3438
ダイ先生

糸練功との出会い

 私は、大学卒業後、国立名古屋病院・救命救急センターで臨床薬剤師としての研修を行い、生死の狭間という患者さんばかりのICUで緊張の毎日を送りました。一年後、東京の薬局に就職し、漢方の勉強も始めました。3年を経て滋賀に帰り、サト先生と結婚、程なくして3年間の闘病生活となってしまいました。
 入退院を繰り返す中で、自然療法や精神世界にも入りこみ、病気に対する治癒力について深く考えるようになったのです。それから益々漢方の世界に引き込まれ、退院後はせっせと漢方の勉強会に通うようになりました。
 古方漢方に加え、中医学の魅力にもとりつかれた私は東京、大阪、京都の漢方講座に通い、日曜日はほとんど勉強会に行っている毎日。そんな時です、懇意にしている薬局の友人より「おもしろい漢方の勉強会が始まるから、来てみませんか?」―それは、気功を応用し見えない気を感じ取り、東洋医学の臓腑経絡に結びつけ、薬方を選定する勉強会。糸練功との運命的な出会いでした。  私が薬方選定に糸練功を駆使するようになってから10年以上になります。 確かに漢方の治療成績は飛躍的に上昇し、また以前の私では良くできなかった疾患に対しても、改善できる例がとても多くなりました。しかし、まだまだ人の身体も病気の苦しみも根深く奥深く、毎日が喜びと悔しさの連続です。漢方医学による病気治しという終わりのない世界の中で、一人でも多く方の笑顔が見られるように努力し続けていくつもりです。(2013年 記)