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尋常性乾癬

尋常性乾癬

皮膚に円形や楕円形の少し盛り上がった赤い発疹(紅斑)ができ、銀白色のフケの様な鱗屑が着き、それがはがれ落ちたりする慢性の角化性の皮膚病です。
ひじ、ひざの伸側など擦れやすい所や、頭皮、髪の毛の生え際に多く、おしり、腹部、背中等にも出来ます。

通常、皮膚の新陳代謝は表皮細胞が生まれてから剥がれ落ちるまで28日周期で行われていますが、尋常性乾癬になると表皮細胞の異常増殖が起こり、健康な皮膚の10倍以上の速さで表皮がつくられます。そして過剰に作られた表皮が積み重なり剥がれ落ちていきます。痒みはあることが多いですが、程度は個人差がありあまり強くないことが多いです。

以前は欧米に多く日本では少ない皮膚病でしたが、食生活の欧米化の影響もあるのか日本でも増えてきました。

尋常性乾癬の原因として多いのは次の三つです。

  • 遺伝的要因
    家族内での発症が多い傾向があります。
  • 環境要因
    ストレスや食事の不摂生、感染症、特別な薬剤、メタボリックシンドロームなど。
  • 免疫学的要因
    元々の免疫機構のバランスがくずれやすい体質や遺伝素因があるところに、環境要因が加わって発症する事が多いと考えられています。

当薬局の漢方相談では、

  • 瘀血を改善する漢方薬
  • 良質な血を補う漢方薬
  • 血熱を冷まし解毒作用のある漢方薬
  • 殺菌作用のある漢方薬
  • 免疫バランスを整える働きのある漢方薬

などの漢方薬を用いますが、それぞれに薬方はいくつかあります。
糸練功で現在の皮膚の状態から臓腑経絡、気血水、燥湿、陰陽虚実等を判断し選薬します。
また皮膚の状態だけでなく、全身的な体質も判断し考慮します。
いくつかの要因が重なっている場合もあり、必要な漢方薬の種類と必要な服用期間を左右します。
漢方薬の働きで皮膚の状態や免疫バランスが整うことにより症状の改善に結びつくことが多く、是非お試し頂きたいと思います。