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自律神経失調症

自律神経失調症

自律神経失調症とは

自律神経は意識とは無関係に私たちが健康で生活していけるように全身の器官をコントロールしている神経です。

その自律神経のバランスが崩れると全身に様々な症状がでます。

慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、便秘、 下痢、微熱、耳鳴り、手足のしびれ、口やのどの不快感、頻尿、残尿感…

精神的な症状ではイライラ、不安感、疎外感、落ち込み、やる気が出ない、憂鬱、感情の起伏が激しい、あせりを感じる…

自律神経のバランスが崩れる原因として多いのは次の三つです。

  • ストレス
    仕事や家庭での人間関係の悩みや環境の変化など、ストレスが蓄積すると自律神経が乱れやすくなります。本人がストレスに感じる程度がそれほど強くなくても、そのストレスが持続することにより徐々に負担が大きくかかってきて自律神経が失調し、ある時期から症状として現れるようになるという事が多くあります。
    また生まれつき自律神経が過敏な場合や思春期、更年期、体が弱っているときも自律神経が乱れやすくなります。
  • 生活習慣の乱れ
    夜更かしや夜型の生活、夜間勤務や子供の頃からの不規則な生活習慣など、生活のリズムが乱れた社会環境やライフスタイルが自律神経失調症を引き起こします。
  • 女性ホルモンの影響
    自律神経系のバランスを司っているのは脳の視床下部ですが、ここは女性ホルモンもコントロールしています。このため女性ホルモンの影響はとても大きく、月経周期によるホルモンの変動、初潮時や更年期など年齢に伴う変動に伴って、自律神経症状が現れやすくなります。

また自律神経は気候の影響も受けるため、気候が安定しない季節の変わり目、特に春の時期は乱れやすくなります。

自律神経と関係が深い臓器が心臓、大腸、膀胱で、動悸や下痢、便秘、頻尿などが出やすいのですが、全身の器官をコントロールしている神経のため、現れる症状は人によって様々です。

訴える症状は色々なのにも関わらず病院の一般的な検査では異常が認められないことが多いです。(不定愁訴)

当薬局の漢方相談では、

  • 気の上衝に対して発散を助ける漢方薬
  • 気の鬱滞を改善する漢方薬
  • 気の不足を補う漢方薬
  • 瘀血を改善する漢方薬
  • 水分の滞りを改善する漢方薬

などの漢方薬を用いますが、それぞれに薬方はいくつかあります。
糸練功で五志の憂と呼ばれる自律神経系等の大脳辺縁系に係る経気の異常を探り、臓腑経絡、気血水、右脳型左脳型等を踏まえて選薬します。いくつかの要因が重なっている場合も多く、必要な漢方薬の種類と必要な服用期間を左右します。漢方薬の働きで自律神経のバランスが整うことにより症状の改善に結びつくことが多く、是非お試し頂きたいと思います。

自律神経失調症の当薬局症例

滋賀夕刊参考記事