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こころと脳神経のお悩みの症例

こころと脳神経のお悩みの症例

娘様が結婚され、同時期にお母様の具合が悪くなってきたところに、仕事の部署が変わり、ストレスから情緒不安定になってしまいました。心臓の辺りがザワザワ、イライラし、気にかけてもらうと逆に悲しくなり涙が出てしまいます。熟睡も出来ず、更年期にも入ったところでした。
この方は気持ちと体のバランス(五志の憂)のレベルが大変乱れた状態で、気の流れをスムーズにし、神経を安定する漢方薬をお飲み頂きました。一ヶ月程で少し楽になり、便秘気味だったのも改善、三ヶ月目で熟睡もでき、元通り元気になりました。(2016年1月ボテジャコ掲載)

6年前に精神的に大きなショックを受け、それから少しの事でもストレスを受けると体調が悪くなるとの事でした。筋肉が硬直し、ひきつけのようになり、胸部不快感、手足の冷え、胃の痛み、不眠、腰痛などの症状が出てしまいます。
来店時、自律神経系の乱れである五志の憂の異常が3つの経絡に渡りバランスが悪くなっており、それぞれ異常を改善する漢方薬を3種類お飲みいただきました。一ヶ月目から効果が見られ、その後8ヶ月間服用頂きました。その後も大きな体調の崩れはなくお過ごしです。(2016年2月ボテジャコ掲載)

半年ほど前から外出すると腹痛、下痢を起こすとお悩みでした。また、外出時に限らず気分的に沈み気味で、睡眠薬なしでは寝られない、低体温、体がだるく、食後は胃に不快感があり、咳が出てゴロゴロするとの事、ある心理的ストレスを受けてから不定愁訴が起こってしまったようです。
来店時、自律神経系の乱れである五志の憂の異常と不定愁訴の殆どの反応が一致しており、バランスを整える漢方薬を二種類お飲み頂きました。服用3週間で症状が改善し出し、一ヶ月で体温も上がり、その後3ヶ月ですっかり調子良くなりました。(2016年3月ボテジャコ掲載)

急に動悸がして、息苦しく呼吸が出来なくなるとのこと、めまいも伴うことがあり、症状は毎日のように起こり大変つらそうな状況です。病院で検査しても特に異常はなく、安定剤を処方されお飲みでした。
来店時、自律神経系(五志の憂)が相当に乱れ、めまいの原因にもなっているようでした。気の流れと水分代謝を整える二種類の漢方薬をお飲み頂いたところ、経過は良好で4ヶ月程で症状は改善し廃薬しました。ところが2ヶ月後、再びめまいが起こってしまい、漢方薬を少し変更し5ヶ月間お飲み頂き、お元気にお過ごしです。(2016年4月ボテジャコ掲載)

時々動悸がして、のぼせてめまいが起こるようになった女性。気分も落ち込みがちでやる気が起きないとのこと。更年期症状がうまく抜け切れていないようで、子供やお姑さんとの関係のストレスも重なって、自律神経失調症状が強くなってきたようです。
この方は気の上衝を発散させ、水分の滞りと瘀血を改善する漢方薬3処方をお飲みいただきました。服用半月で、のぼせやめまい、動悸も改善し、4カ月後にはほぼすべての症状はなくなりました。その後、精神的にも自信が持てるようになるまで漢方薬を服用し、8か月間服用され廃薬としました。(2016年5月ボテジャコ掲載)

15年以上前からメニエール症で、発作が起きると救急車で病院へ行くとの事。一年に3~4回の発作だったのが、急に頻度が多くなりました。天井が回るようなめまいが起こり、耳鳴り、閉塞感もあります。普段から心配事や気になることがあるとフワフワと軽いめまいが起こり、不安感から動悸、発汗、のぼせもあります。発作止めを飲むと吐いてしまうとの事。
この方には水分の滞りを改善する薬方と気の上衝を発散させる薬方等をお飲みいただきました。服用一ヶ月で動悸や軽いめまいも軽くなり、数ヶ月で体調も良くなりました。その後予防のために継続してお飲みです。(2016年6月ボテジャコ掲載)

数ヶ月間不眠が続き、病院でうつ病の診断を受けられました。一年前から体が寒く、背中から足までが冷えるのに、首より上は熱くなり汗が出るとのこと。高血圧の薬も飲んでおり、あまり薬は飲みたくないとの事で、漢方薬を希望されました。
五志の憂の異常に対して漢方の煎じ薬をお飲み頂いた処、一ヶ月程で冷えが改善され、二ヶ月目には体も軽くなりました。しかしその後、家庭の事やお葬式などでストレスが重なり、体がだるくやる気が起きないとのこと。そこで気の流通を良くし、瘀血を改善する漢方薬も加えたところ、とても調子良くお過しです。(2016年8月ボテジャコ掲載)

数年前から下半身が冷え、むくみもあり、体がだるいとのことで来店されました。この時は血液を補い、血流を改善する漢方薬を数カ月お飲み頂き、ほとんど改善することができました。しかし、二か月後またお越しになりました。今度は筋肉や関節がこわばり、体のあちこちが痛み、動くことも不自由だということです。
病院で検査をしても異常はなく、家族や仕事のことでストレスもあり不安感も強いことから、神経症からくる五志の憂の異常と考え、肝気の滞りを改善し血液を補う漢方処方と、さらに頚椎の異常についても漢方薬を服用頂きました。経過は良好で、段々とこわばりと痛みも改善し、一年後には全く症状もなく元気にお過ごしです。(2016年9月ボテジャコ掲載)

うつ傾向でやる気が起きず、午前中はほとんどベッドの中で過ごし、夕方まで起きられない日も多いとのことで、ご家族で相談に来られました。体のだるさ、頭痛、食欲不振、吐き気や喉の異物感など、いわゆる不定愁訴も多い状態です。
来店時、ほとんどの症状は五志の憂の異常が関連し、多くの経絡に気の乱れがある様子です。このため気を発散し肝気の流れを改善する薬方、水分の滞りや瘀血を改善する薬方等を飲んで頂きました。喉の異常や胃腸症状は簡単に消失しましたが、その他の多くの不定愁訴の改善には長くかかりました。ご家族の協力もあり根気良く漢方薬を飲まれ、2年半ほどの後、お仕事にも就くことができました。(2016年10月ボテジャコ掲載)

20年近く前、高校生の頃から精神科に通院中です。特に生理の始まる10日ぐらい前になると精神不安になり、暴言や暴力を振るうようなパニック症状も発症し、現在は体重増加もひどく、生理の後もイライラ等がきついとの事。精神安定剤やピル等の服用で、ある程度治まるが副作用もきつく長期になるので漢方薬の助けも借りたいと来店されました。
この方には精神安定の安神剤、気の滞りを改善する理気剤、血を補い血熱をさます薬方等を服用頂きました。3ヶ月目から生理後のイライラ等が治まってきました。それから1年ぐらい後にこだわりの症状がでたりしましたが漢方薬で対処して、現在1年半になりますが、ずいぶん落ち着いて生活されています。(2016年11月ボテジャコ掲載)

2ヶ月程前から体がしんどく感じるようになり、寝ても疲れがとれず、朝からだるく、やる気もあまり出ないということでした。仕事で休みも取れず無理をしたことも原因しているようです。睡眠が出来ていても朝から疲れている場合は、自律神経の疲れが取れていない場合が多く、来店時、五志の憂の異常が見受けられました。
漢方薬は二種類で三つの経絡を整えるように組み合わせお飲み頂きました。一ヶ月程度で朝起きるのがましになり、しんどさが楽になって来ました。症状の少しの波はありましたが、順調に改善し、6ヶ月を過ぎる頃にはほとんどバランスが整い、8ヶ月目で漢方薬をやめることが出来ました。(2016年12月ボテジャコ掲載)

睡眠薬を長く服用しているが、夜中に目が覚め、それから寝られなくなるとのこと。頭全体がズーンと痛くなり、あまり食事も進まず、やる気が起きなくなり、検査では特に異常がないため、漢方薬をお求めになられました。
この方は左脳優位型の特徴があり、胆経の気の停滞を改善する漢方薬をお飲み頂きました。頭痛は腸の冷えからくる水分代謝異常のようで、それぞれに漢方薬を服用頂いたところ、一ヶ月目には目覚めてもすぐに寝られるようになり、その後も経過はとても良好で、食事もおいしく食べられ、頭痛も治まり7ヶ月で漢方薬はやめることが出来ました。(2017年1月ボテジャコ掲載)

風邪をこじらせてから寝られなくなった方。風邪の症状は治りましたがしんどさが抜けず、食事を食べられなくなるときもあるようです。安定剤を飲むと朝まで寝られるが、飲まないと1時間ごとに目を覚ましてしまうとのこと。現在血圧の薬や骨粗しょう症、胃薬などたくさん薬を飲んでおり、あまり薬を飲みたくないとご来店下さいました。
この方には五志の憂の異常に対して脾を補い、気血を補い養心安神の働きのある漢方薬をお飲みいただきました。服用後1か月で体は元気になり、明け方に起きていたのは少なくなりましたが、寝つきの悪いのは変わりませんでした。2か月目で安定剤なしでも寝られる日が出てきて、3か月目からはほとんど安定剤なしで寝られるようになりました。その後4か月服用し、漢方薬を減らしていきました。(2009年3月本陣漢方通信掲載)

出産後体調がすぐれず、動悸、不安感、やる気が起きず胸が苦しく、食事も喉を通らない等の症状に加え、頭がボーっとしてしまい色んな判断が出来なくなってしまいました。時間の感覚や温度の感覚、今どこにいるのか、また自分の子供の事もわからなくなってしまうという解離障害の症状が出ていました。いくつかの病院も行かれ安定剤等も服用されていましたが、眠気もきつく、余計にぼーっとしてしまうとのことで漢方薬をお望みでした。
この方の五志の憂の異常を探ると標治に心血虚と下焦の瘀血の証、本治部にはより深い血虚と瘀血の証が見受けられ、標本治療法として煎じ薬をお飲み頂きました。漢方薬服用後、本人の希望で安定剤もやめられリバウンドの様な症状もありましたが、徐々に改善傾向見られ、8ヶ月後にはほぼ解離症状はなくなりました。(2018年9月19日 記)