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統合失調症

統合失調症

統合失調症とは

昔は精神分裂病といわれていました。実際には無いものが現れる幻覚や、現実にはあり得ないことを思いこむ妄想などの「陽性症状」を主とし、それに遅れて思考の低下や意欲の減退などの「陰性症状」が現れます。

幻覚で多いのは実在しない人の声が聞こえる幻聴で、自分の悪口や噂、命令などが聞こえます。また、実際には無い物が見える幻視、他に幻嗅、幻味などもあります。

妄想は自分の悪口を言われたり、見張られていたり、だまされているといった被害妄想が多く、有名人の子供だと思いこむ誇大妄想もあります。

統合失調症の原因

原因ははっきりとわかっておらず、遺伝要因と環境要因が重なって発症すると考えられています。遺伝的に要因を持っていて、そこにストレスが重なることにより統合失調を発症すると言われています。

脳内では神経伝達物質のドパミンの異常が生じており、ドパミンはやる気や喜びなどを司り、充実して活動しているときや嬉しいときに多く放出されます。ドパミンの放出量が多すぎると幻覚や妄想などが現れ、逆に出なくなると思考低下や意欲減退が起こります。

統合失調症では、脳内の中脳辺縁系でドパミンが過剰になり陽性症状が現れ、中脳皮質系でドパミンが欠乏して陰性症状が起こると考えられています。

ドパミン以外にも脳内神経伝達物質のグルタミン酸の過剰も統合失調症に関係していると言われています。

当薬局の漢方相談では、

  • 気の上衝に対して発散を助ける漢方薬
  • 気の鬱滞を改善する漢方薬
  • 気の不足を補う漢方薬
  • 瘀血を改善する漢方薬
  • 水分の滞りを改善する漢方薬

などの漢方薬を用いますが、それぞれに薬方はいくつかあります。
糸練功で五志の憂と呼ばれる自律神経系や精神神経等の大脳辺縁系に係る経気の異常を探り、臓腑経絡、虚実、陰陽、気血水、状態の時期などを踏まえて選薬します。いくつかの要因が重なっている場合も多く、必要な漢方薬の種類と必要な服用期間を左右します。漢方薬の働きで滞っている気の流れを改善することにより好転に導きます。

統合失調症の当薬局症例

滋賀夕刊参考記事

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