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連日のように、コロナ感染者数の増加が伝えられる中
不安な毎日を過ごされている方も多いと思います

変異するコロナウィルスのもと、医療体制やコロナ感染者の対応も変化しなければならない状況が続き、
完全に元のようになるのは、いつになるのでしょうか。
これほど長期化するとは、全く想像していませんでした。

高齢の両親も、外に出かけぬまま体力、気力が無くなっていくのが残念です。
「薬の世話になりたくない」と言う実家の両親には、まめに会うように心がけ、
漢方薬を服用するように伝え続け、うるさがられながら飲んでもらっています💦

どうかすると、気持ちも下向きになりがちですが
私はと言えば
ささやかながらも、お花、ピアノなど、少しの時間の合間に心をいやすよう
心がけています

今大切なこと
やはり
「免疫力を高める」
原点に戻って、そう思う毎日です

免疫力を高めるための漢方薬の服用方法

免疫力を高めるためには、「脾」「肺」「腎」の気を強くすることが大切です。
漢方薬もその3つの臓を養う生薬、処方を服用して、日ごろの免疫力を強化するように考えています。

「脾」は命のシステムを維持する大切な働き

「脾は後天の本」という東洋医学の言葉があります。つまり、生まれてからの生命力を決める大切な臓だということです。脾が弱いと、体に栄養が行き届かず、体力が無くなり、免疫力の低下につながります。ですから、免疫力を強くするために、「脾の力」を強くすること基本として考えます。

脾の力を補う生薬は

黄耆・人参・党参・白朮・茯苓・山薬などそれらを含む処方として、衛益顆粒=玉屏風散
健脾散エキス顆粒=参苓白朮散、補中丸、補中益気湯など
数多くありますが、胃腸症状がそれほどないが風邪をひきやすい方は「衛益顆粒」、とにかく下痢しやすい場合は健脾散顆粒、体力がなく疲れやすい場合は「補中丸」、というようにご自分にあった漢方薬を服用されるとよいでしょう。

「肺」は病邪が侵入しないように守る大事な盾

「肺は皮毛を主る」という東洋医学の考え方があり、粘膜などを強くし、病邪が侵入しないように守ってくれる盾の働きをしています。肺を強くすることは、感染症にかからなくする重要なポイントと言えます。

肺の気を補う生薬は人参・黄耆・党參・太子參・西洋參・冬虫夏草・山薬・膠飴、蛤蚧、など。それらを中心とした処方として、衛益顆粒、麦味参顆粒=生脈散、双料参茸丸があげられます。

「腎」は内分泌系と通じた免疫監視能

「腎は先天の本」いう言葉の通り、腎は生まれつきの体質に関係しており、生まれつきの免疫力とつながっていると東洋医学では考えます。西洋医学でも内分泌系を通じて免疫系を監視する働きがあることが分かってきています。腎を補うことによって、体質改善につながり、免疫系が正しく働く一助になると考えられます。

蛤蚧、冬虫夏草などは、腎陽も、肺も補う生薬としておすすめであり、「双料参茸丸」がそれらを含む代表的な漢方薬です
また、黄精や枸杞子は肺と腎陰を補うので、クコの実などをおやつ代わりに少しずつ食べるのもよい方法です。

雑草のように・・・

コロナ感染者が急増する中、東洋医学においての免疫力を高める考え方について、ご紹介させていただきました。
庭のお花を手入れしながらいつも感じることは
植えたお花は病気になりやすいのに、
雑草はなぜ全く病気にもならず、どんどん増えていくことができるのかと
抜いても抜いてもすぐ芽を出し、あっという間に増えていく生命力
人も雑草のようにたくましくなるとよいのでしょうね

この連日の雨の中
庭のギボウシは元気にお花を咲かせています
とてもかわいらしい紫のお花です