4月に入ってなかなか時間が取れず、見られていなかった
韓流「太王四神記」
DVDに録画していたのをやっと見始めました。
まだ最初の一回見ただけなのですが、CGも多用されなかなかスケールの大きそうなドラマです。
実はお客様から面白いからって教えていただいて、見る気になったのです。
四神というのは、ご存じ
青竜(東)、朱雀(南)、白虎(西)、玄武(北)ですね。
ちょうどパートの小橋さんが中医学の勉強を始めたところなので
五行説と関連させると理解しやすいですよって話しました。
(大の韓流ファンの小橋さんですが、太王四神記は見てないのですって(@_@)
ヨンさまはもうひとつ好きではないらしい・・・)
それぞれ五色に対応し、青、赤、白、黒、(中央は黄)ですが
大陸の土の色が所以であるといわれています。
中国大陸のまん中は 黄(黄砂)、北は黒土、南は赤土、西は白土、東は海の青
なのですね。
漢方生薬では
青は麻黄、赤は巴豆、白は石膏、黒は附子を対応させています。
それぞれ代表処方には
小青竜湯
朱雀湯(巴豆は毒性があり今はほとんど使われません)
白虎湯
真武湯(玄武湯)
(黄は処方はありません)
があります。
ところで漢方の処方名ですが
こういうつけ方以外に
当帰芍薬散といった構成生薬の一部(当帰、芍薬)からつけたもの、
小建中湯といった処方の働きからつけたもの
(中はおなかのなか、中焦の中で腹部を建て直すという意味)
他には
苓甘姜味辛夏仁黄湯なんて構成生薬全部の名前を列記したのもあります。
(茯苓、甘草、乾姜、五味子、細辛、半夏、杏仁、大黄)
漢方概論みたいになってきてしまいましたネ(^_^;)。
太王四神記・・・
またまた、家に帰ってからの楽しみができました。