少し前のことになりますが、
先週の17日、中学校のPTA教育講演会がありました。
講師は酒井孝之さん。
野洲でマッサージ師をされています。
この方は2歳のときに、病気で全盲になってしまわれました。
そして高校のころにフルートに出会い、その美しい音色に虜になり、
全国盲学校音楽コンクールで優勝されるまでに(@_@)
その後フルートだけでなく、色んな笛に興味を持たれ、今では40種類ぐらい吹かれます。
現在は講演や演奏活動で各地を回っておられるのです。
私、一応会長なので、坂井さんの演奏活動の一つ「カルテットEです」
のCDを購入して予習しておきました。
保護者も生徒も一緒に聞くということなので、生徒が静かに聞いてられるかか心配したのですが・・・
杞憂でした。
お話と笛の演奏を交互に、1時間ちょい
本当にすばらしい笛の音でしたよ。
会場が体育館で暑さも心配したのですが、最初のフルートの音で体感温度がぐぐっっと下がりましたね。
変に力が入らず、ごくごく自然にお話と演奏・・・
これも坂井さんの魅力の一つなのでしょう。
最後に酒井さん
「やっぱり今まで生きてこれたのは、皆さんに支えてきてもらったから。
人はみな支え合っていきている」
生徒たちにも
「みんな、お父さんお母さん、先生、色んな人に支えてもらってるんだよ
そのことを忘れてはいけない、感謝しないと。
そして同時に皆さんも色んな人を支えているんだ。
仕事してないし、お金を稼いでいるわけでもないから、えー?と思うかもしれないけれど
君たちは、生きているだけで周りの人を支えているんだよ」
確かに・・・
坂井先生、本当にありがとうございましたm(__)m
演奏された笛の数々