5月27,28日NPO法人日本カウンセリング学会主催の講座では
いろいろな角度から、かなり詳しい情報について教えていただきました。
講座は、1日目14時から19時30分まで息をつく暇もないテンポで進みます
日本生殖医療研究協会会長
荒木重雄先生による講演
生殖医療についての歴史。
いつもながらとても分かりやすい講演でした
1978年試験管ベビーが生まれたと大騒ぎしていた頃
私はとてもよく覚えています。
イメージで、本当に試験管の中で
赤ちゃんができるように
勝手に想像していました
そんなことを思うと、すごい発展ですよね。
現在は、ごく一般家庭の方でも行なわれるようになったのですから。
このルイスちゃんは、
無事に赤ちゃんを生んだそうです。
これで心配されていた、
第2世代の妊娠、出産について
関係者の方はほっとしたとか。
でも実際の数字はこれからなので、
まだどんな影響があるか分からない状況だと
言われていたのが印象的でした。
私にとっては、なんとなく怖い気がします。
進歩が早すぎて、これからARTで生まれた子達の時代になり、
本当に何の問題も無いのかしらと。
そのことについては、荒木先生も
慎重に考えなければならないといったニュアンスのことを言っておられました。
またクロミフェンについて、1ヶ月以上体内に残留すること。
長期投与による膣癌の可能性もあること。
動物実験では催奇形成が報告されていること。
クロミフェンの抗エストロゲン作用は妊娠の成立には
好ましくない影響を与えるのではないかと危惧されていること・・
私は、こういった第一線で活躍する先生は、やはり素晴らしいと感じました。
真実を隠さず、きちんと伝えること。
一番良い医療を目指すために、真剣なのだと感じました。
見習いたいですね。
そこでお願いです。
中医学の力にも、目を向けて欲しいなあ。
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