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4月、5月色々新しい環境で頑張ることになり、
緊張と不安の毎日を送ったあと、
今頃からだの不調を訴えられる方が見えます。

Aさんは、春、職場が変わり緊張の続く毎日を送っていましたが、
少しずつ、のどもとに違和感を感じ、
胸がしめつけられるような息苦しさを感じるようになりました。

耳鼻咽喉科で診察を受け、消炎剤や、抗菌剤を処方されましたが、
あまり変わったように感じません。

病院でも原因不明ということで、気休め程度の薬だからとの事・・・

この症状は、「漢」の頃の古典「金匱要略(きんきようりゃく)」にものっていて、

のどに焼いた肉の塊がくっついているような感じ
と表現されています。

私達は梅核気といい、
宋の時代の医者が

「梅の種のようなものがのどに引っかかって、飲み込むことも、
吐き出すこともできない」

ような状態であることを、こう表現したことから名づけられた経緯があります。

ストレスが原因となって、肝が弱り、そのため気の流れが停滞し、
体内の余分な水分が溜まり、痰となってのどもとにたまったためと言われます。

発症するのは春が多いのですが、今頃の湿気の多い時分、
脾胃の消化機能が落ち、さらに余計に水分が溜まり、
症状が悪化することがあります。

ひどいときには、精神的な不安感や、
ひどいめまいや吐き気を伴うこともあり、
「メニエル」と診断される場合もあります。

Aさんは、めまいと動悸、時々吐き気がありました。

梅核気には、よく半夏厚朴の入った処方を体質に合わせて使います。

さらに、かんきつ類の陳皮は、胃腸の消化を助けながら、
老廃物を処理する力を助けるため、お茶にして服用したりもします。

Aさんには、
 四逆散加芍薬合半夏厚朴と
 苓桂朮甘湯

をしばらく服用していただいたところ、1週間ほどでのどの違和感は楽になり、しばらくして、めまいも起こらなくなりました。

また、時々あった不安感や、いらいらもなくなり、とても気持ちが楽になりました。

そして、月経の前の頭痛がなくなり、にきびが出なくなりました。

漢方薬の効き目は、ゆっくりしか効かないと思われていますが、
時により、新薬より大変早く確実に効果を表すときもあるのです。

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