20日は京滋奈中医薬研究会の定例会でした
京都に出張!昨晩はあまり寝ることができなかったので、
電車の中で仮眠
店からメールが入り、Iさんから、電話相談の依頼が来たとの知らせ・・・
Iさん、本当に申し訳ございません。
講師の先生は武藤先生
非常に楽しい先生で、
先生の話を聞いていると、中医学がとても楽しいものに思えます
講義の内容は妊娠病の対策。
妊娠したときにいつもお話しするのですが、
妊娠したとたんに、お母さんの体はお腹の赤ちゃんを守るために、
精一杯の力を子宮、胎盤に注ぎ込むのですね
多分もし目で見ることができるのなら、
本当に感動的な場面が見られるのではないかと思います・・
体の気、血、水が今までとは全く違う新しい力によって、
お腹まわりに集中します。
それは本当にお母さんの体にとっては大変なこと・・・
大きな変化です。
そのために・・・・
1.大変風邪をひき易い!
・・いままで風邪をひいたことのない方でも、
本当にひきやすくなります
2.つわりがでてきます!
・・妊娠したとき、お腹の赤ちゃんに栄養を上げる道が
特別にできるのですが(衝脈と言います)、
まだしっかりできていないために、
お腹に送られる栄養が、交通渋滞を起こしてしまう状態が悪阻と、
中医学では考えます。
この2つは本当に良くあることです。
特に妊娠初期の風邪のとき、結局高熱までになってしまって、
やむ終えず病院の風邪薬のお世話になった方もおられるでしょう。
中には、流産される方もおられるのです!
たかが風邪ですが、決してあなどれません!
また、漢方薬ならいいだろうということで、
葛根湯を服用される方もみえます。
妊婦さんには、強い作用のある漢方薬です。
知らないとはいえ、これも困ったことです
妊婦にこのような強い漢方薬は使うべきではありません。
風邪の状態によって、使う漢方薬は様々なので、今回は記載しませんが、
妊娠中の風邪こそ、是非漢方薬を上手に使って役立てていただけたらと思います!
本当に良く効きます
風邪はひき始めの15分が勝負!
是非お大事にしてくださいね!
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