夏にだるくなる理由の続きです。
夏の不調の原因、グルココルチコイドというのは、一口に言って、
ステロイドホルモンです!
ステロイドハイと言う言葉を聞いたことがありますか?
ダイは、入院中、大量にステロイドを服用したことがあり、
そのとき本当に元気で明るかったです!
自分は何でもできる!スーパーマンだ!みたいな気持ちになるそうです。
ということは、それが不足すると、逆のことが起こるということですよね。
{グルココルチコイドの働き}
★ 代謝を促進!・・元気でエネルギーいっぱいになれます!
★ ストレスに抵抗性あり!・・暑い、寒い、睡眠が不規則
そのほかさまざまなストレスに大して強くなれます
★ 抗炎症作用があります・・・かゆみに非常に効くので、
アトピーにも使われます
★ 抗アレルギー作用・・・・同じく、アトピー、喘息に使われます。
本当に大事な働きをするホルモンです。
このホルモンという鍵が、臓器の細胞膜にある鍵穴に差し込まれ、
色々な臓器が元気よく働くわけですが、
夏には、このホルモンも、臓器の鍵穴も不足するというのです。
夏風邪がなかなか治らないと思ったことはないでしょうか?
乾燥もしないのに、
アトピーのかゆみがひどくなって苦しむことがないでしょうか?
そういう方は、夏ばてのため、グルココルチコイドと、その鍵穴が少なくなって
症状が出ていると考えられます。
ではその対策は?次回は、その話にふれますね。