昨日は不妊部会のテレビ会議でした。

担当の中医学講師は劉伶先生。

先生の講義の内容はいつも新鮮で大変楽しみです。

私は質問としてかねてからの悩みを先生にぶつけました。

「病院治療が長引くと、低温期が高くなりいい卵ができなくなる。

一生懸命補陰をするけれど、

ホルモン療法の作用が強すぎて、どうしても体温が下がらないときがあり、

全く卵ができないときも出てくる。

何処まで補陰をしたらいいのか?」

40歳以上になってくると、治療が長引いているため低温期が36.5度以上になる方が多くなります。

こういう場合、卵ができなくなるか、

またできても質がよくないため、妊娠につながりにくくなります。

低温期は、必ず36.5度より低くする。

これが私達にとってとても重要課題になります。

ただ、カウフマン療法や、病院での不妊治療が長引いてくると、

体温がどんどん高くなり、こうなるとその作用が強すぎてうまく効果が出なくなることが多くあります。

それが私にとって最大の悩みです。

体温を下げることに何処までこだわるべきか・・・・

頭を抱えることもあります。

でも経験上、やはり真剣にこだわるべきポイントだと思っています。

そのことを確認したくてぶつけた質問でした。

劉伶先生はきっぱりと

「体温が高い間は絶対いい卵ができません。

必ず体温を下げるまで静かに待つことです。

このような場合カウフマン療法をするとうまくいかない。

ゆで卵では妊娠できない。」

そうですね。

長引くと心が揺らぎますが

心を強く持って対応していくべきと思いました。

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