昨日からこちらは急に寒くなり
うっすら雪が・・・・・

寒い日になりましたね
先日からの寒さで
あっという間にインフルエンザが流行しだしましたが・・・・

やはり板藍茶や、のど飴で上手に対策していると違います
少し怪しいときに,板藍茶2包ずつ衛益顆粒と服用する方法で

スタッフと合言葉のように声をかけながら
しっかり対策

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私は去年の夏まで、2年近く風邪をひかずに頑張ってこれたのですが、
夏の中国研修の際風邪をひいてしまいました

これは、「夏」と言うことで油断しており
板藍茶、衛益顆粒をあまり持っておらず、
怪しくてもケアしきれず、しっかり引き込んでしまったのです

改めて、衛益顆粒と板藍茶に助けられていたのだと実感

さて

前回は中国研修まとめの会で
多嚢胞性卵巣症候群の方は、不妊になりやすいが
「漢方薬」の服用で排卵率、妊娠率が2倍になるデーターが出たお話をいたしました

アメリカの国立衛生研究所でのデーターですから
非常に信頼性が高いお話です

漢方薬が何でも効くのではなく
中国「黒龍江省中医薬大学付属病院」の患者データーが元ですから
きちんと体質に合わせて、状況に合わせた漢方薬を服用した上での事です

そして、私の班では
熊本の「中村漢方薬局」中村聖子先生が発表  

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 病棟症例と講義の発表です

病棟症例の研修は
流産歴のある患者で
切迫流産で入院している患者の対応をもとに
妊娠してからの漢方薬の対応方法についての講義等
非常に参考になる内容だったため発表していただくことになりました

もともと月経不順で多嚢胞性卵巣症候群の治療のため
この病院に通院して治療をされていた方の妊娠症例です

多嚢胞性卵巣(PCO)または多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のかたは
月経不順のため妊娠しにくいのですが
実は妊娠した後が大切で
通常の方よりも流産率が高い傾向にあります

これは、黄体化ホルモン(LH)がもともと高めであるため
卵巣の感受性が低くなり
排卵した後の黄体化においても影響が出て
黄体ホルモン(P4)が不足する傾向にあるからです

また、もともと卵子の質も通常の方よりも悪い傾向にあり
染色体異常も多いようです

そのため、妊娠前の漢方薬の対応はもちろん
妊娠してからの漢方薬の対応がとても大切になってきます

次は
韓先生、満玉晶先生のお二人の先生の症例のまとめを

長崎の「龍虎堂薬局」夏苅竜子先生にまとめていただき、
発表していただきました

処方構成を表にまとめ
各症例の処方解析をされ、
私たちの今後の考え方に非常に参考になりそうな表を披露

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その表を元に
気づきもたくさんあり
私自身も非常に刺激を受けました

漢方薬の力、もっと未知の力がありそうで
わくわくします

一緒に学ぶべき仲間の存在も大きいですね
大変有意義な1日を過ごすことができました