中国不妊症研修から無事帰宅
今回も実り多い研修でした
湖北省の中心は三國志の舞台として有名な
武漢です
そこにある湖北省中医院で研修
そして、
婦宝当帰膠の工場見学
亀鹿仙の主薬「亀」の養殖池の視察
上記3点の大きな目標がありました
ただ、にほんで
1日目前半は病棟での研修
先生とともに病室を回り
患者様の状況を説明していただき
脈診、舌診
処方、経過の説明を受けます
切迫流産で入院されている方の研修です
「この方の脈は、滑、沈弱」ですね
実際に脈を取ってみたら
思ったよりも強く触れます
緊張しておられるのでしょうか・・・・・
2人の方の舌診、脈診などを確認し
その件についてさらに詳しく経過説明
質疑応答ののち
外来研修に回ります
湖北省中医院の外来研修風景
妊娠力を高めるための
補腎=腎を補う
健脾=脾胃を補う
この二点の方法について
かなり重要視されているのが分かり
日頃服用していただうことの多い
「衛益顆粒」
「双料参茸丸」等の漢方薬との共通点が・・・・・
腎を補う方法は様々ですが
日本で服用していただいている生薬の組み合わせで
応用できそうな処方です
やはりここでも多嚢胞性卵巣症候群が多いことを実感
日本と同じです
食生活が
影響しているのか
環境なのか・・・・・
いろいろ考えさせられます・・・・・
中国不妊症研修 湖北省中医院
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この記事を書いた人

竹内 聡
2003年より不妊婦人科周期調節法の中国研修にて毎年研鑽を重ね、日本中医薬研究会「不妊症専門部会」の上級エキスパートとして活躍中。
ご来店いただいたすべてのカップルが、 笑顔でお帰りいただけるように!いつもそのような思いで店頭に立っております。担当:子宝/更年期/各種婦人病/産前産後のケアなど