最近は妊娠の報告がたてつづきに続きに・・・
中でも感動的だったのが
Kさんのことです
私のところに相談に来られて2年
治療は過去3年間、
人工授精も1年間近く毎回に近い治療歴がありました
このような方は
本当に多いと思います
体外受精の壁は厚く
自分の気持ちなどもあって
ひたすら人工授精を続ける
とても気持ちがわかります
治療を続けると
どうしても、妊娠力は弱まります
中には、たった数カ月の治療でも
治療をきっかけに減少した月経量が変わらなかったり
月経周期が変わってしまい、戻らなかったり
ホルモンの分泌を抑えたり
増やしたり
その作用をブロックしたりするのですから
大なり小なり影響があるのは避けられません
Kさんもまた同じで
どうかすると周期は短くなりがち
多嚢胞性卵巣のような症状が出ています
まずはそのホルモンバランスを整える方法から
しっかり元に戻るまでの治療休止のつもりでした
途中精神的に負荷がかかる状況になられたり・・・
心配していた通り、体温にも表れてしまっていました
その状況が落ち着き
体温も少しずつ安定
ご来店から2年近く経過しています
だんだん厳しくなる年齢の中
ここで妊娠の状況がない場合
体外受精という選択肢は考えられないのか
私の心も非常に揺れるところです
そして先日
「よくわからない状況で、この日まで待っていました」
不安そうな表情のKさん
高温期の体温が今までにないほどきれいに上昇し
生理予定日から少し過ぎていますが
徐々に上がり、下がっておりません
「きっと妊娠している。今検査してみて」
そうお伝えし、
検査をしていただき、妊娠がわかりました
「震えてしまいます。どうしたらいいかわからない」
涙ぐみながら、喜んでいいのか、
とても驚きすぎて
信じられない表情です
まだ、Kさんには、たくさんのハードルが待っています
ただ、大きな大きなハードルをまずは一つ乗り越えました
これがとても大切なことです
このまま無事に育たれ
周りの方にとっても、
希望の光になりますように
台風前の秋の空
今日はお花を植えようと思っていますが・・・・