昨年末、立て続けに3人の方からご妊娠報告をいただき、また年明け早々にもお1人の方からご報告いただき、寒い日が続く中でも心が温まることが続きました。
その一方、残念ながら結果が出ず治療を諦めた方もいらっしゃいました。
子宝治療を続けていく上で大きな問題となるのが費用面です。
人工授精は1回数万円、体外受精は1回何十万円とかかります。
子宝治療を受ける方にこれまでの治療の総額を聞いたアンケートでは、100万円~300万円未満という回答が最も多く、また10人に1人は300万円以上かけていることが紹介されていました。
この上漢方薬をとなると・・・。
子宝漢方相談でよく使う”補腎薬”は、生殖能力をつかさどる”腎”を補う漢方薬で、子宝を望む方に非常に大切な漢方薬です。
ですが、どれも高額のため費用面から満足にお飲みいただけない事もあり、なんとかならないものか・・・と辛い思いをすることがあります。
そんな中での助成金の拡充。
所得制限の撤廃、体外受精と顕微授精への助成金が初回のみ30万円だったのが2回目以降も30万円に、生涯で6回までだったのが子1人につき6回までに。
年齢制限への大きな壁は今回は越えられませんでしたが、どうか今後へ繋がりますように。
子宝を望む方の希望の光となりますように。
詳しくはこちら⇒不妊に悩む夫婦への支援について-厚生労働省ホームぺージ-
なお、滋賀県では、第三次補正予算成立に伴う県議会補正予算成立後に正式に事業の拡充が決定されます。
準備が整い次第、速やかにホームページ等で情報発信するとのことです。