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女性は一生分の卵子を持って生まれる、と聞いたことはありませんか?

女性は、生まれた時にすでに一生分の卵子(約200万個)を持って生まれます。
そして卵子は、卵巣の中で排卵される時を待ちます。
つまり、卵子は自分と一緒に年齢を重ねます。
あなたが24歳の時に排卵された卵子は24歳です。35歳の時の卵子は35歳。43歳の時の卵子は43歳です。

ここで、日本産科婦人科学会のデータを見てみると、一番妊娠率・出産率が共に高いのは20代半ば~30代前半です。

ARTにおける妊娠・生産・流産率(2017)
公益社団法人日本産科婦人科学会 2017年のデータブックより

20代半ば~30代前半は、生殖能力が成熟した上で卵子も若く質が良いため、このような結果になるのは仕方がないことです。

卵子の“質”とはなんでしょうか。
生きて呼吸をしていると、細胞の酸化や“サビ”と表現される“酸化ストレス”が発生します。
酸化ストレスは卵子にダメージを与え、受精障害や初期流産の原因となる染色体異常などに繋がることが知られています。
卵子の質には、この酸化ストレスによるダメージが大きく関わります。

当然、呼吸をしているだけで酸化ストレスによるダメージは蓄積されていくため、ご年齢が高くなればなるほど受けるダメージの総量が増え、卵子の質は下がります。
でも、同じ年齢でも、あの人は若く見えるな、あの人は少し疲れて見えるな、ということがありますよね。
実は、これは卵子も同じです。
年齢が高くても質の良い卵子を持っている方や、逆に、若くても卵子の質が悪い方がいます。

酸化ストレスによるダメージを増やし、卵子の質に影響を与えるもの、それは生活習慣です。
酸化ストレスを増やす生活習慣の例を挙げました。

  • タバコ
  • 甘いものの食べ過ぎ
  • お酒の飲みすぎ
  • ストレス
  • 睡眠不足
  • 偏った食事
  • 運動不足

これらは全て酸化ストレスを増やす原因となり、卵子の質の低下を早めます。
これらのポイントを1つずつクリアし、卵子の質の低下に歯止めをかけましょう。
そうすることで、妊活は確実に一歩前進します。

次回は、自分の卵子の質を予測する方法についてお話しします。

(参考)