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滋賀夕刊に掲載中の【漢方薬のおはなし】2020年7月分をご紹介いたします。

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今月は、第223回『痛み、しびれも色々~自律神経の乱れから~』です。

-以下、記事本文-

数ヶ月前から体中が痛くなると言われる30代のUさん。手足の関節や背中、胸も痛くなることがあるようです。
痛みは長続きはしないが、ほぼ毎日あちこちが痛み、病院では色々と検査してもらったが特に異常は見つからず来店されました。

ストレスが多いと言うようなお話はされませんが、体調はもう一つ良くないとの事、かなり神経を張り詰めてお仕事をされている様子です。
自分では自覚していなくても、身体がストレスを受け止めて症状が出ているのでしょう。

この方の痛みは自律神経性のものと考えられ、滞った気の流れを整え、自律神経のバランスを整える漢方の煎じ薬を飲んで頂きました。痛みは2か月でほとんど気にならなくなり、半年程度の服用で体調も随分改善することが出来ました。

一か月程前から両足がしびれるような違和感がとれないTさん、夕方から夜になるとしびれてくるので気になって寝られないと言われます。この方も特に検査では異常がないとの事でした。
日中は比較的大丈夫でも暗くなってくると症状が出るようです。

Tさんは元々ストレスからの不安神経症の傾向があり、肝の気を整える漢方薬と知覚神経過敏に対しての漢方薬を飲んで頂きました。両足のしびれはひと月も経たないうちに改善し、不安神経症の漢方薬を続けています。

痛みやしびれは頸椎や腰椎など脊椎に問題がある場合も多いのですが、自律神経の失調から症状として現れる場合もあります。漢方薬でバランスを整えると比較的早期に改善できることが多いです。

滋賀夕刊掲載【第223回】漢方薬のおはなし