一斉に桜が咲き出し、すっかり春めいてきました
そのような中、不妊カウンセリング学会から、学術集会の案内が送られてきました
この学術集会は前回ご案内したように、「中医学・漢方」がテーマです!

テーマ「中医学・漢方による不妊カップルへのサポート」

不妊相談をライフワークにするようになってからもう二十数年たちます
日本不妊カウンセリング学会に所属してから20年近く経過し、初めて参加したころは「中医学・漢方」が学術集会のテーマ―になる日が来るとは、夢にも思いませんでした。

学術集会長の、陳志清先生のお話を読み、当時のことを思い出しながら、胸が熱くなりました

23回総会・学術集会開催にあたって 陳志清

当店からは3つの論文を発表いたします。

[1-2]症例から見る妊活から産後にかけた漢方相談の意義
○竹内美香穂(漢方の本陣薬局)

[1-10]周期調節法で妊娠しやすい体づくりを行う意義
○竹内 聡,竹内美香穂(漢方の本陣薬局)
[2-4]カウンセリングと中医学周期調節法でサポートし妊娠・出産に至った難治性不妊症の一例
○竹内 聡(漢方の本陣薬局)

またこのほかにも
大会のシンポジウム
「中医学・漢方による不妊カップルへのサポート」
座長:村上貴美子、徐 大兼
演者:古村滋子、朱 丞華、猪越英明、乾 康彦
では、過去10年間の高齢不妊患者の妊娠出産の記録について協力させていただきました。

論文発表を行うにあたって症例として論文掲載の許可をいただいた皆様には心より感謝申し上げます

論文をまとめるにあたり、様々なカルテを見直し、検討いたしました。
その作業は大変労力を要しましたが、非常に勉強になり、反省点も見つかり、さらなる努力が必要と感じたのですが、もっと中医学周期調節法の有意性について広く周知させていただくことが大事だと実感いたしました。

若い後輩の皆さんも、研鑽を重ね論文を提出されますし
仲間や先輩の先生の素晴らしい論文もあります。
それらは皆宝物であり、これからの不妊治療、生殖補助医療の大きな一助になる可能性を示すものでもあると思います。
今はパワーポイントづくりを頑張っておりますが
良い発表ができるように十分準備をして臨もうと思います。