更年期障害の漢方相談

MENOPAUSE & KAMPO

女性は、月経がある間は月経痛や月経前症状、婦人科疾患に振り回され、閉経を迎えほっとするのもつかの間、「更年期」という試練が待ち受けています。

冷えのぼせ、集中力の低下、めまい、イライラ、不安感、陰部掻痒、不眠、動悸など、
自分ではコントロールできない症状に振り回され、
何かをすることが億劫になったり、自信をなくしてしまうこともあります。
子供の受験や旅立ち、親の介護などと重なり、さらに症状が重くなることも多いでしょう。

「少しでも楽に更年期を過ごしたい」すべての女性が心から願うところです。
目指すところは「できるだけ自然に、上手に歳を重ねる」こと。
漢方薬はその懸け橋となり、自信を取り戻すきっかけになってくれます。

つらい更年期を上手に乗り越えられたら、生き生きとした第二の人生の始まりです。

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漢方の本陣薬局 竹内聡 竹内美香穂

更年期障害の漢方相談をご希望の方へ
滋賀県長浜市の「漢方の本陣薬局」では、ほてり(ホットフラッシュ)・汗、冷えのぼせ、不眠、不安感、動悸、めまい、だるさ、やる気の低下など、更年期のお悩みの漢方相談を行っております。
現在の症状、お体やこころの状態などを確認しながら、お一人おひとりに合わせてご提案いたします。

丁寧にご相談をお受けするため、ご相談は完全予約制としております。
まずはお電話もしくはメールにてご予約ください。

 0749-82-3438
 soudan@kampo-honjin.com

ご遠方、ご来局が不可能な方でも相談対応が可能です。 ご来店できない場合のご相談について

更年期障害とは?どうして起こるの?

女性の平均的な閉経年齢は50歳頃だそうです。
この50歳をはさんだ前後10年間の45歳~55歳ごろを「更年期」、その間に悩まされる不快な症状を「更年期症状」といい、仕事や家事など日常生活に支障をきたすほど更年期症状が重い場合に「更年期障害」と呼びます。

このようなお悩みはありませんか?

  • 急に顔や上半身が熱くなり、汗ばんだり、滝のように汗が出たりする
  • 足は冷えるのに、上半身はほてる
  • 動悸や息苦しさが気になり、病院で検査しても異常が無いと言われる
  • 寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、朝早くに起きてしまう
  • イライラ、不安感、気分の落ち込み、集中力の低下が気になる
  • めまい、頭痛、疲れやすさが続く
  • 陰部が痒い、下着に擦れて痛い、性交痛がある

更年期症状があらわれる主な原因は、加齢による女性ホルモンの急激な減少で、症状のあらわれ方には、体質や生活環境、心理的な要因なども関係します
閉経前は、脳の視床下部からの指令により卵巣から女性ホルモンが分泌されますが、加齢により卵巣の機能が弱ると、分泌される女性ホルモンの量も減少していきます。
すると、「女性ホルモンを出してね」という脳と、それになかなか答えられない卵巣の間にすれ違いが起こり、更年期症状があらわれはじめます。

卵巣と脳の関係

いよいよ閉経して卵巣が脳からの指令に答えられなくなっても、脳はそれに気づかず指令を出し続けますが、いくら指令を出しても女性ホルモンが分泌されないため、脳はパニックを起こして誤作動を起こすようになります。
これにより、体温の調節、汗の調節、心臓の鼓動、睡眠リズム、消化機能の調節、精神活動、つまり自律神経の働きすべてが影響を受け、急に熱くなるホットフラッシュ、異常な発汗、睡眠障害、めまい、動悸、イライラ、不安感などその方の体質によってさまざまな症状があらわれるのです。

更年期症状

先ほどご説明したように、更年期障害は10年ほどの期間限定の症状です。
この10年間で、体は女性ホルモンの代役を探し、バランスを取ろうとしていきます。
また、少しずつ卵巣以外から女性ホルモンが分泌されるようにもなります。
ですので、女性ホルモンの代役や代わりの製作所を見つけることが得意な方は、症状が軽く少しの変化で済みます
そのお手伝いを漢方薬はしてくれるのです

更年期障害と漢方の考え方

漢方の古典に、女性は35歳になると次第に肌の艶や髪が衰えはじめ、42歳で白髪が目立ちはじめ、そして49歳で閉経するという記載があります。
つまり、女性の体は7年周期で変化するのです。
この考え方は、女性の妊娠率や流産率が42歳と43歳では大きく違うことや、現代人が50歳頃に閉経することとも一致しています。

女性の体は7年で変化する

(イラスト:妊活姉妹さん https://yamaichi-3a.com/index.php?妊活冊子)

東洋医学では、老化や生命力をコントロールする臓腑を「腎」と考えます
「腎」の機能は、女性では28歳をピークに、35歳からはだんだん働きが弱くなっていきます。
この「腎」の衰えが、女性の体が7年周期で変化する原因です。

また、精神情緒や自律神経の働きをコントロールする臓腑を「肝」と考えます
加齢とともに「肝」も「腎」の影響を受けて弱ることに加えて、「肝」はストレスに弱い性質があるので、更年期に働きが乱れやすい臓腑です。

加えて、脳の働きをコントロールする「心(しん)」や、胃腸の働きをコントロールする「脾」も、「腎」や「肝」とつながりが深く、それらの働きが乱れると「心」や「脾」の働きも乱れるため、不眠に悩まされたり、胃腸の調子が悪くなることもよくあります。
また、「心」は「腎」と協力して、全身の寒熱のバランスを取っているので、「心」と「腎」の協力体制が崩れると、冷えのぼせやホットフラッシュなどの症状があらわれます。

ですので、この「腎」「肝」「心」「脾」の働きを調節したり助けたりする漢方薬を中心に、体質や症状を考慮して全体のバランスをとるようにしていくと、更年期の不快な症状が改善されていきます

更年期障害と漢方の考え方について、もう少し詳しくお知りになりたい方は、ぜひこちら 症状別の詳しい漢方解説のパートもご覧ください。

こちらのページでは、体質に合わせたおすすめの食べものもご紹介しています。 更年期を上手に乗り切るために(1) 更年期を上手に乗り切るために(2)

更年期障害の改善例

ホットフラッシュの改善例のご紹介

Aさんは閉経後、足は冷えますがホットフラッシュに悩まされるようになり、めまい、頭痛が多く、寝つきも悪くなり、朝から体が重い日が続き、日によって陰部のかゆみにも悩まされていました。
体の根本的な寒熱のバランスをつかさどる「心」と「腎」の調和が乱れ、胃腸の働きをつかさどる「脾」も冷えて弱っている状態です。
Aさんは、「心」と「腎」の働きを調和させる柏子仁を含む漢方薬と、「脾」を温めて元気にする漢方薬を飲み始めました。
最初にめまいや体の重さが改善され、少しずつ眠れるようになり、その後、ホットフラッシュがつらく感じなくなるころ、陰部のかゆみも無くなり、化粧のりも良くなったと喜ばれました。 詳しくはこちら

イライラ・気分の落ち込みの改善例のご紹介

Tさんは更年期に近づき、いろいろストレスも重なってひどい落ち込みでやる気が出ない状況でした。
心療内科を受診し少し良くなったようですが、まだまだ気持ちが落ち込み、意欲の低下もあります。
Tさんには精神情緒や自律神経をつかさどる「肝」の気の巡りを改善する漢方薬と、胃腸の働きをつかさどる「脾」の働きを助ける漢方薬を服用していただいたところ、2週間後に「体が軽くて、とても楽です!」と明るい表情でご来店されました。
更年期による精神的な変化は波があるので、それからもフォローを続け、1年近くたった現在、体調はとても良く気になることは何もないとのこと。
病院のお薬も気がついたときには服用しなくてもよくなっていました。 詳しくはこちら

不眠の改善例のご紹介

「急に体が熱くなって、それがつらいし、眠れない」そう話すYさん。
閉経直前から少しずつ症状が出始め、閉経してからは特に症状が強くなって来たようでした。
ついイライラしてしまうことも多く眠れないのがつらいとのこと。
Yさんは、「腎」を潤しほてりを鎮める生地黄を含む漢方薬を基本として、黄連、阿膠、酸棗仁、柏子仁など、体の要らない熱を冷ましたり、脳の興奮を鎮めるような生薬を含む漢方薬から飲み始めたところ、夜中に目が覚めなくなり、朝まで眠れるようになりました。
「自然な力で楽になったのが嬉しい」明るい笑顔でそうお伝えいただいたのが印象的でした。 詳しくはこちら

更年期のお悩みの改善例について、他にもご覧になりたい方は、ぜひこちら
 更年期障害に関する当店のブログ・滋賀夕刊掲載記事のご紹介のパートもご覧ください。

初潮から閉経、そして老年期へとダイナミックに変化する女性の体。
その変化に戸惑い、悩み、つらい毎日を送られる方もいらっしゃいますが、一方で、年齢に合った魅力を備え、楽しく歳を重ねていかれる方もいらっしゃいます

漢方薬は、女性が生き生きと、そして魅力的に、上手に歳を重ねていくための心強い味方になるはず
年齢を重ねることを恐れず楽しく過ごせるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。

当店の更年期障害の漢方相談について

ご相談の流れ

1.お電話にてご予約

当店は、ご相談の時間をしっかりと確保するため「完全予約制」としております。
まずはお電話にてご予約ください。

 0749-82-3438

ご来店が難しい場合は、電話やメールでのご相談も承っております。 詳しくはこちら

2.ご相談

初回は2時間程度のお時間をいただき、現在のご症状、これまでの経過、お体やこころの状態、普段のご生活などを丁寧に伺います。

各種検査結果、治療歴、服用歴、お薬手帳などをお持ちの方はご持参ください。
病院のお薬を服用中の方は、自己判断で中止せず、現在の服用状況もあわせてお聞かせください。

3.漢方薬のご提案

お伺いした内容をもとに、煎じ薬、粉薬、錠剤、シロップ剤など約600種類の漢方薬から、お一人おひとりのお体に合わせたものをご提案いたします。

あわせて、体調を整えるために大切な食事や生活養生についても、お体やご生活に合う方法をお伝えいたします。
漢方相談の料金については、こちら よくあるご質問をご覧ください。

4.服用開始後

服用中にご不明な点やご不安な点がございましたら、いつでもご連絡ください。
また、ご症状に合わせて2週間〜4週間ごとにご相談を重ね、ご症状やご生活の変化に合わせて漢方薬の調整を行います。

2回目以降は1時間程度のお時間をお取りし、変化を確認しながら丁寧にお話を伺います。
その時々の状態に合わせて、継続してフォローさせていただきます。

このお悩みは私たちが担当いたします

竹内聡の写真

竹内たけうちさとし

薬剤師
国際中医専門員
不妊カウンセラー

2003年より中国中医薬大学附属病院産婦人科にて毎年研鑽を重ね、婦人科疾患の漢方相談は30年以上の実績を持つ。
女性の様々なお悩みに寄り添えるように、ご来店いただいたかすべての女性が笑顔でお帰りいただけるように!いつもそのような思いで店頭に立っております。

日本中医薬研究会会員
日本生殖医学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員


竹内美香穂の写真

竹内 たけうち 美香穂みかほ

薬剤師
国際中医専門員
不妊カウンセラー

「女性が生き生きと活躍する社会」とよく言われますね。
とっても素敵なことですが、周囲や自分自身の期待に応えようとするあまり自分の体を壊してしまう方を多く見受けます。
したいことや、しなければならないことがどんどん増えても、私達人間の体が進化することはありません。
ストレス過多の現代社会の中で、心も体も自分らしく、自分自身が心地良いと感じる毎日を過ごすのはとても難しいけれど、諦めたくない。その方法を一緒に見つけましょう。

日本中医薬研究会会員
日本生殖医学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

症状別の詳しい漢方解説

更年期障害の代表的な症状と漢方の考え方についてご説明します。

ホットフラッシュと漢方の考え方

中医学では、生命力をつかさどる「腎」の潤い不足により、ホットフラッシュが起こると考えます。
つまり、潤い不足で体の熱を冷ますことができなくなり、急にカーッとほてったり、それでも無理やり体を冷まそうとするために異常に発汗したりします。起きているときだけでなく、寝汗をかくこともあります。
潤いが不足しているため、他の症状として、口が渇いたり、のどが痛んだり、体や顔、膣などが乾燥してかゆみや痛みに悩まされることもあります。

こんな場合は、腎陰(潤い)や血を補う地黄製剤をベースとして、症状の程度によって、知母、黄柏、黄連、女貞子などが入った製剤を服用していただくとつらい症状が緩和していきます。

イライラ・気分の落ち込みと漢方の考え方

更年期では精神面でも大きな影響を受けます。
いつもはそれほど怒らないことでもイライラして、声を荒げてしまう。
怒りすぎた後、落ち込むようなことが多くなる…。
これは、精神情緒をつかさどる「肝」の気の流れが悪くなっている状態で、精神的な症状の他に、のどに何か詰まったような感覚を感じる方もいます(梅核気(ばいかくき))。
また、気持ちが憂鬱で家事や仕事がはかどらなかったり、集中できなかったりする場合は、「肝」の気血(エネルギーや栄養)が不足している状態です。

こんな場合は、気の流れを整える、香附子、木香、厚朴、柴胡などが入った製剤や、肝血を補う枸杞子、熟地黄、当帰、白芍、阿膠などが入った製剤を服用していただくと症状が楽になり、精神状態のコントロールがしやすくなります。

不眠と漢方の考え方

中医学では、精神や意識の活動、脳の働きをコントロールする臓腑を「心(しん)」と考えます。
この「心」のブレーキ役を担っているのが「腎」です。
加齢で腎が弱ると、「心」が暴走して脳が異常に興奮しやすくなり、寝つけない、夜中に何度も起きる、眠りが浅い、朝早くに目覚めて眠れないなどの不眠の症状があらわれます。
「心」の暴走による他の症状として、動悸や息苦しさ、不安感が出る方もいます。

こんな場合は、「心」と「腎」のバランスを整えたり、血を補ったりすることが大切で、竜眼肉、竜骨、牡蛎、琥珀、酸棗仁、柏子仁、遠志などが入った製剤を服用していただくと、心が落ち着いて睡眠が良くなり、精神状態も穏やかになります。

症状は人それぞれ・・・

更年期障害には、これら以外にもさまざまな症状があり、症状やその原因も人それぞれです。
同じ更年期障害でも、お友達や家族に話してもわかり合えないこともあります。
でも、たくさんの症状に悩まされ、もうどうしていいかわからないというような場合も、症状と原因を一つひとつ調べていくと、つらい症状をやわらげるヒントが見つかるものです。
「更年期」という難しい時期を乗り越えたら、きっと一段生き生きと、魅力的になったあなたと出会えるはずです。

更年期症状と漢方の考え方についてより詳しくご覧になりたい方は、ぜひこちら 更年期を上手に乗り切るために(1) 更年期を上手に乗り切るために(2)のページもご覧ください。こちらのページでは、体質に合わせたおすすめの食べものもご紹介しています。

ホルモン補充療法(HRT)と漢方薬

更年期障害の治療として、近年よく知られるようになったのが「ホルモン補充療法(HRT)」です。

エストロゲン製剤などを用いて、減少した女性ホルモンを補うことで、ほてりや発汗などのつらい症状を和らげたり、骨粗しょう症や動脈硬化を予防することを目指します。
一方で、乳がんや子宮体がん、血栓性疾患の既往、重い肝臓病などがある場合には、ホルモン補充療法を受けられないことがあります。
また、子宮筋腫や子宮内膜症、高血圧、糖尿病などがある場合にも、慎重に検討することが大切です。
(詳しくは公益社団法人 日本産婦人科医会HP http://www.jaog.or.jp/qa/menopause/jyosei180110/をご覧ください)

ホルモン補充療法が受けられない方にも、漢方薬は心強い選択肢の一つになります
また、ホルモン補充療法と漢方薬を併用することもでき、ホルモン補充療法を受けても残る症状に合わせて漢方薬をご提案することも可能です

わたしたちの目指すところは「できるだけ自然に、上手に歳を重ねる」こと。
少しでも楽に更年期を乗り切り、次の段階に上手に進むお手伝いをすることです。

更年期障害に関する当店のブログ・滋賀夕刊掲載記事のご紹介

更年期障害に関する当店の記事も、あわせてご覧ください。

 【第186回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み・・・~ほてり、不眠、のどの異物感~』のご紹介

 【第230回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み~症状に合った漢方薬で快適に~』のご紹介

 【第236回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み~つらいホットフラッシュ~』のご紹介

 【第242回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み…~症状に合わせて、楽々と~』のご紹介

 【第244回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み~ほてり、焦燥感、不眠、倦怠感…~』のご紹介

 【第248回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み~加齢による体の変化~』のご紹介

 【第254回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み~不定愁訴を乗り越え美しく~』のご紹介

 【第258回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み~疲れ、不眠、頭痛、体がだるい~』のご紹介

 【第262回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み~冷え性、のぼせ、めまい、頭痛~』のご紹介

 【第264回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み ~尿漏れ、頻尿~』のご紹介

 【第272回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み~ホットフラッシュ、意欲低下~』のご紹介

 【第282回】今月の滋賀夕刊掲載記事『更年期の悩み…~動悸、ホットフラッシュ、不眠~』のご紹介

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