起立性調節障害(OD)と漢方

Orthostatic Dysregulation

朝、なかなか起き上がることができない…
午前中は、めまいや吐き気、頭痛がつらい…
立っているだけでしんどく、学校へ行くことが難しい…
夕方になると少し元気になるのに、朝になるとまた動けない…

起立性調節障害(OD)は、本人の気持ちだけで解決できる問題ではありません。
自律神経の調節がうまく働かず、朝や午前中を中心に、さまざまな体調不良があらわれます。

当店では、朝起きられないなどの症状だけでなく、体質や生活背景も丁寧に伺いながら、これからの学校生活や毎日を過ごしやすくできるよう、漢方相談を行っています。

起立性調節障害(OD)の漢方相談をご希望の方へ
丁寧にご相談をお受けするため、ご相談は完全予約制としております。
現在の症状、これまでの経過、服用中のお薬などを確認しながら、お一人おひとりに合わせてご提案いたします。
まずはお電話もしくはメールにてご予約ください。

 0749-82-3438
 soudan@kampo-honjin.com

起立性調節障害(OD)について

起立性調節障害(OD)は、自律神経のバランスが崩れることで、立ち上がったときの血圧や血流の調整がうまく働かず、めまいや立ちくらみ、ふらつき、気分の悪さ、倦怠感、吐き気、頭痛、腹痛、動悸など、さまざまな不調があらわれる病気です。

思春期に発症しやすく、症状は朝から午前中にかけて強く現れる傾向があります。
そのため、朝が起きられず、学校に行けなくなることも少なくありません。
一方、午後から少し動けるようになる場合もあるため、本人のつらさが周囲に理解されにくいのも特徴です。

高校卒業の頃には軽くなることが多いですが、成人になっても症状が残る場合もあります。

このようなお悩みはありませんか?

  • 朝なかなか起きられず、午前中は調子が悪い
  • 立ち上がったときに、めまいや立ちくらみが起こる
  • 立っていると気分が悪くなり、しんどくなる
  • 頭痛や腹痛、吐き気、食欲不振がある
  • 動悸や息切れが起こりやすい
  • 疲れやすく、体がだるい
  • 顔色が悪く、手足の冷えが気になる
  • 学校へ行きたい気持ちはあるのに、体が動かない

症状が続くと、学校生活に大きな影響が出ることもあります。
ご本人の努力不足や怠けによるものではないため、ご家族や学校など、周囲の理解も大切です。

起立性調節障害(OD)と漢方の考え方

当店では、朝起きられないなどの症状だけでなく、なぜ自律神経の調節がうまく働きにくくなっているのかも考えます
この考え方が、症状を一時的でなく、根本的に解決するために大切であると考えています

東洋医学では、起立性調節障害を、気の巡りの乱れや、体を支える気・血の不足などと捉えます。
気の巡りを整え、気や血を補うことで、自律神経の働きや血の巡りを整えていくように考えます。
また、生命活動の源となる「腎」の弱りがみられる場合もあり、お体の状態を細かくみながら、対応していきます。

めまいや立ちくらみが目立つ方、腹痛や吐き気が強い方、頭痛が出る方、疲れやすく体力が落ちている方、冷えが強い方、ストレスの影響を受けやすい方など、同じ起立性調節障害でも状態はさまざまです。

そのため当店では、朝起きられるかどうかだけでなく、症状の出やすい時間帯、胃腸の状態、冷え、頭痛、めまい、食欲、疲れ方、学校生活やストレスの状況なども丁寧に確認しながら、心身の状態を総合的に判断し、体質に合わせて漢方薬をご提案しています。

起立性調節障害(OD)のご相談例

当店にご相談いただいた方の経過をご紹介します。

10代女性 朝の吐き気、腹痛、めまい

朝起きた時から胃のむかつき、腹痛、めまいが強く、立っているのもしんどいという女の子。
症状が強いときは学校へ行くことも難しくなり、心配になってご相談くださいました。
病院では、起立性調節障害の疑いがあるとのことでした。

この方には、気の巡りを整える漢方薬と、体力を補いながらお腹の調子を整える漢方薬をご提案しました。
服用開始1か月で腹痛やめまいが少し和らぎ、3か月後には全体的にかなり楽に過ごせるようになりました。
4か月目に入ると、元気に学校へ行けるようになりました。
7か月時点で悩んでいた症状がなくなったとのことで、服用を終えることができました。

このご相談例の詳しい経過は、 ブログ:起立性調節障害で学校に行けない女の子【漢方改善例】をご覧ください。

10代女性 朝起きられない、疲れやすい

2年以上前から、体が疲れやすく、夜の寝つきが悪く、朝も起きられない10代の女の子。
病院で「起立性調節障害」と診断されたとのことでした。
気分が晴れず、何もやる気が起きない、めまい、頭痛、肩こり、手足の冷えなどの症状もあり、体格はやせ型で色白、血色もあまり良くない印象でした。

この方には、胃腸の弱りや冷え、水分代謝の低下、自律神経のバランスの乱れに対応する漢方薬をご提案しました。
飲み始めの頃は飲みにくい粉薬に苦戦されていましたが、「飲むと少し体が楽になる感じがする」とお話しされ、少しずつ継続していただきました。

約2か月後には、体のしんどさが軽くなり、頭痛やめまいも以前ほど起こらなくなりました。
約5か月後には、疲れや頭痛、めまいはほとんど気にならない状態になり、さらに約8か月後には、寝つきも良くなり、朝も以前より随分早く起きられるようになりました。

このご相談例の詳しい経過は、 ブログ:朝起きられない、疲れやすい【漢方改善例】をご覧ください。

10代女性 朝が起きられない、めまい…

頭が重く、朝起きられないという中学3年生。
昼の3時ぐらいから動けるようになるという、いわゆる起立性調節障害の症状の女の子です。

朝の血圧は80前後で、夕方には100ぐらいになるとのこと、めまい、立ち眩み、動悸、頭痛もあり食事も進まず、学校もあまり行けず、高校受験も控えているため、何とかしたいとお母様が連れてこられました。

この方には自律神経系のバランスのくずれや内耳平衡器官の異常が見受けられ、水分代謝を整え、気の発散を助け、血を補い新陳代謝を高める漢方薬をお飲みいただきました。
立ち眩みはすぐに改善、食事も進み、徐々に起きる時間は早くなり、2か月後には11時ぐらいには動けるようになりました。
その後順調に経過し、高校受験も無事合格し、朝6時台の電車で通学、クラブ活動も頑張ってされています。(2018年9月21日記)

10代男性 朝、体が思うように動かず、学校に行けない

2年前の夏休みから、朝は体が思うように動かず、学校を休む日が増え始めた男の子。
一度は入院治療も受け、以前より元気は出てきたものの、学校へ行けない日が多い状態が続いていました。

体の状態を詳しく確認したところ、生命活動の土台となる「腎」の弱りがみられ、腎を補い、自律神経の働きを安定させることを目的とした漢方薬をご提案しました。

服用を始めて1か月ほどすると、学校へ行ける日が少しずつ増え始めました。
さらに2か月が経つ頃には、午前中からしっかり行ける日が多くなり、ご本人からも「調子が良い」と話していただけるように。ご家族もその変化を嬉しく感じていらっしゃいました。
現在も漢方薬を継続しながら、元気でお過ごしいただいています。

このご相談例の詳しい経過は、 ブログ:起立性調節障害の男の子【漢方改善例】をご覧ください。

10代女性 朝の頭痛、腹痛、だるさで学校を休みがちな女の子

小学校高学年になってから、朝の体調不良が目立つようになった女の子。
ほぼ毎朝だるさと頭痛、腹痛があり、月に半分くらい学校をお休みするそうで、 月経前から月経中は、特に症状が強くなるとのことでした。

この方には、ご自身には自覚がないようでしたが、胃腸の弱りがみられ、また、気を使いやすくストレスを溜め込みやすい傾向があり、胃腸を元気にして気を補う漢方薬と、気の巡りを良くしてストレスの影響をやわらげる漢方薬をお飲みいただきました。

飲み始めて2か月ほどで、だるさと頭痛、腹痛がずいぶん減り、学校に行ける日が増えてきました。
4か月ほどで、月経時の頭痛と腹痛も無くなり、朝のだるさも気にならずスッキリ起きられる日が出てきました。
6か月ほどで、「元気な気がする」と話されるようになり、頭痛や腹痛、だるさはあまり感じず、朝もほぼ毎日問題なく起きられるようになりました。
月経時も、痛み止めを飲まなくても過ごせるようになりました。
その後、徐々に漢方薬を減らし、飲み始めてから10か月ほどで卒業されました。

このご相談例の詳しい経過は、 ブログ:【改善例のご紹介】朝の頭痛・腹痛・だるさで学校を休みがちな女の子をご覧ください。

ご相談の流れ

1.お電話にてご予約

当店は、ご相談の時間をしっかりと確保するため「完全予約制」としております。
まずはお電話にてご予約ください。

 0749-82-3438

ご来店が難しい場合は、電話やメールでのご相談も承っております。 詳しくはこちら

2.ご相談

初回は1時間程度のお時間をいただき、現在の症状、これまでの経過、お体の状態などを丁寧に伺います。
起立性調節障害のご相談では、症状だけでなく、普段のご生活やお食事、ストレスや精神の状態も確認いたします。

各種検査結果、治療歴、服用歴、お薬手帳、血圧や脈拍の記録などをお持ちの方はご持参ください。
病院のお薬を服用中の方は、自己判断で中止せず、現在の服用状況もあわせてお聞かせください。

3.漢方薬のご提案

お伺いした内容をもとに、煎じ薬、粉薬、錠剤、シロップ剤など約600種類の漢方薬から、お一人おひとりのお体に合わせたものをご提案いたします。

あわせて、体調を整えるために大切な食事や生活養生についても、お体やご生活に合う方法をお伝えいたします。
漢方相談の料金については、こちら よくあるご質問をご覧ください。

4.服用開始後

服用中にご不明な点やご不安な点がございましたら、いつでもご連絡ください。
また、ご症状に合わせて2週間〜4週間ごとにご相談を重ね、ご症状やご生活の変化に合わせて漢方薬の調整を行います。

2回目以降は30分程度のお時間をお取りし、変化を確認しながら丁寧にお話を伺います。
その時々の状態に合わせて、継続してフォローさせていただきます。

当店の漢方相談について

漢方百名店さんが、当店の漢方相談についてインタビューしてくださいました。
ご来店前に薬局の雰囲気や考え方を知りたい方は、ぜひこちらもご覧くださいませ。
※動画内では、当店の住所が日野元町になっていますが、正しくは木之本町です。

このお悩みは私たちが担当いたします

竹内崇浩の写真

竹内たけうち崇浩たかひろ

本陣薬局代表
管理薬剤師

1985年から漢方を学び、1996年からは漢方専門として日々相談にあたっています。
中でも2002年に糸練功に出会ってからは治癒率が飛躍的に上昇し、漢方の無限の可能性を実感しています。
地球上でできた病は地球上のもので必ず治せるという信念の元、あくまでも治すこと、結果を出すことにこだわり、漢方の技を磨いています。
是非漢方薬の素晴らしい効果を皆様に体験して頂きたいと思います。

伝統漢方研究会会員
日本薬局協励会会員


竹内太紀の写真

竹内たけうち太紀たいき

薬剤師

薬学部を卒業後、東京、福岡の漢方薬局にて数年間修行を積み、多くの患者さんと関わらせて頂きました。
「今の症状が少しでも良くなるだけでとても嬉しい」
「治りさえすれば、それ以上望む事は無い」
関わった患者さんのこのような声を沢山受けた事で、この願いを少しでも叶えてあげたいと強く思うようになりました。
体のお悩みを抱えた方は、他の人が思うより何倍も悩み、辛く苦しい思いをされているのではないかと思います。
どうかお一人で悩まず、元気で幸せに過ごす方法を一緒に考えていきましょう。

伝統漢方研究会会員

※女性の相談員もおります。
お子さまご本人や保護者の方のご希望に合わせて対応いたしますので、遠慮なくご相談ください。

ご遠方にお住まいの方や、ご来局が難しい方も、電話やメールでご相談いただけます。 ご来店できない場合のご相談について

ご相談をご希望の方は、お電話またはメールにてお問い合わせください。

 0749-82-3438
 soudan@kampo-honjin.com