解離性障害は記憶の一部分もしくは全部をなくしてしまう記憶喪失や、自分が自分である感覚がなくなる、勝手に体が動いてしまう、幻聴・幻視など様々な「解離」症状のために、日常生活や社会生活に支障をきたしてしまう精神疾患のことです。
あるときの出来事がごっそりと抜けて思い出せなくなる、予期せぬ場所へ記憶がないまま行ってしまう、などの症状がみられ、日常生活や社会生活にも大きな支障をきたすようになります。
発症には、幼い頃の虐待、強い外傷的ショックなど、心的な傷を残すような出来事が関わっていることが多く、つらい体験を自分から切り離そうとするために起こる精神の防衛反応から起こると考えられます。
解離性障害は幻聴や幻視が現れることが多く、統合失調症と間違われやすい所があります。統合失調症の幻聴は声が外から聞こえますが、解離性障害の幻聴は内部から聞こえると言われます。
当薬局の漢方相談では、
などの漢方薬を用いますが、それぞれに薬方はいくつかあります。
糸練功で五志の憂と呼ばれる自律神経系や精神神経等の大脳辺縁系に係る経気の異常を探り、臓腑経絡、気血水等を踏まえて選薬します。いくつかの要因が重なっている場合も多く、必要な漢方薬の種類と必要な服用期間を左右します。漢方薬の働きで滞っている気の流れを改善することにより好転に導きます。