主婦湿疹・進行性指掌角皮症

Hand eczema

主婦湿疹について

主婦湿疹(手湿疹)とはいわゆる手荒れのことですが、医学的には進行性指掌角皮症と名付けられています。
水仕事や洗剤、消毒液などの刺激によって皮膚のバリア機能が低下し、手の皮膚に炎症を起こす慢性の湿疹です。

指先や手掌、手の甲が乾燥し、角質が皮膚からはがれ落ちる鱗屑や落屑がみられ、進行すると、指腹がひび割れ、皮膚が薄くなり指紋が消えたりします。
また赤い丘疹や水泡ができることもあります。

水仕事や紙を扱うことが多い主婦、美容師、飲食店員、銀行員などに多くみられ、利き手の親指、人差指、中指の指先から始まることが多く、両手の平全体に広がります。

空気が乾燥する冬に悪化することが多く、アトピー性皮膚炎などの手荒れになりやすい体質や、外部からの刺激に弱い体質の人にも多く見られます

ひび割れると痛く、丘疹や水疱ができると痒みがありますが、仕事や業務をやめることが出来ないため、慢性化し悪化してしまうことが多い皮膚病です。

一般的な治療として、乾燥には保湿クリームや軟膏、痒みにはステロイド軟膏を塗布したりします。

主婦湿疹と漢方の考え方

主婦湿疹は紅斑、水疱、膿疱、結痂、落屑など様々な状態が見られます。
当薬局の漢方相談では、糸練功で皮膚の状態から臓腑経絡、気血水、燥湿、陰陽虚実等を判断し漢方薬を選びます。
また、皮膚の状態だけでなく全身的な体質も考慮します。

糸練功については、詳しくはこちら 糸練功(しれんこう)とはのページをご覧下さい。

漢方薬は、

  • 血熱を冷まし、解毒作用のある漢方薬
  • 良質な血を補う漢方薬
  • 皮膚を潤す働きのある漢方薬
  • 瘀血を改善する漢方薬
  • 肌表の邪を除き、痒みを止める漢方薬

などの漢方薬を用いますが、それぞれに薬方はいくつかあります。
一般的な外用薬の治療だけでなく、体の内面からの漢方薬の働きで皮膚の状態や免疫バランスが整い、皮膚のバリア機能の回復につながり症状の改善に結びつくことが多く、是非お試し頂きたいと思います。

当薬局の症例

当薬局症例写真

症例1(手指)
症例1
症例1(8か月後)
症例1
症例2(手指)
症例2
症例2(1か月半後)
症例2
症例3(手指)
症例3
症例3(1か月半後)
症例3
症例4(手指)
症例4
症例4(4か月後)
症例4
症例5(手掌)
症例5
症例5(15日後)
症例5
症例6(手指)
症例6
症例6(2か月後)
症例6
症例7(手掌)
症例7
症例7(7か月後)
症例7
症例8(手甲)
症例8
症例8(3か月後)
症例8
症例9(手掌)
症例9
症例9(3か月後)
症例9

このお悩みは私たちが担当いたします

竹内崇浩の写真

竹内たけうち崇浩たかひろ

本陣薬局代表
管理薬剤師

1985年から漢方を学び、1996年からは漢方専門として日々相談にあたっています。
中でも2002年に糸練功に出会ってからは治癒率が飛躍的に上昇し、漢方の無限の可能性を実感しています。
地球上でできた病は地球上のもので必ず治せるという信念の元、あくまでも治すこと、結果を出すことにこだわり、漢方の技を磨いています。
是非漢方薬の素晴らしい効果を皆様に体験して頂きたいと思います。

伝統漢方研究会会員
日本薬局協励会会員


竹内太紀の写真

竹内たけうち太紀たいき

薬剤師

薬学部を卒業後、東京、福岡の漢方薬局にて数年間修行を積み、多くの患者さんと関わらせて頂きました。
「今の症状が少しでも良くなるだけでとても嬉しい」
「治りさえすれば、それ以上望む事は無い」
関わった患者さんのこのような声を沢山受けた事で、この願いを少しでも叶えてあげたいと強く思うようになりました。
体のお悩みを抱えた方は、他の人が思うより何倍も悩み、辛く苦しい思いをされているのではないかと思います。
どうかお一人で悩まず、元気で幸せに過ごす方法を一緒に考えていきましょう。

伝統漢方研究会会員

ご遠方、ご来局が不可能な方でも相談対応が可能です。 ご来店できない場合のご相談について

お問い合わせは、お電話、メールにて受け付けております。
お気軽にお問合せ下さい。

 0749-82-3438
 soudan@kampo-honjin.com