25歳、男性
乳児の頃より皮膚炎を発症し、中学・高校生の頃は治まっていましたが、
社会人になり一人暮らしを始めたら症状が再発してしまいました。
交代勤務で、夜勤の時が特にひどくなるとのこと。
体幹部、ひじ、ひざの屈面に発赤を伴う湿疹が見られ、
痒みがあり、ステロイド軟膏、内服薬も飲まれています。
来店時、三焦系と膀胱系に異常が見られ、清熱解毒・袪風と排膿・養血・清熱涼血の漢方薬を2剤を選びました。
最初は症状に波があり、また漢方薬が切れたりして悪化する事もありましたが、次第に症状は安定し、
一年間で漢方薬は1種類に減らすことが出来ました。
その後、漢方薬は補血活血を中心に営衛調和を図りながら、
最終的に4年十か月で漢方薬は廃薬する事ができました。

(ボテジャコ掲載)