食逆(瘧)・・
チャングムの中で出てきた、賢そうな男の子の病名です。
最近騒がれている、デトックスの考え方に似てますね。
体にたまった物を出さずに、
補うことばかりしていると、良くなるどころか悪くなることもある・・
この考え方、女性で言えば生理と一緒です。
生理の排泄もまたうまくいかないと、
女性のリズムは乱れがちになります。
必要なくなったものは、体から排泄しなければなりません。
それがうまくいかないと、
病気が良くならないこともあります。
しかし、排泄ばかり考えていてもダメです。
必ず、排泄のあと、補うことも考えること。
チャングムでの男の子が治る場面は、
吐ききってしまった後に、すかさず補う漢方薬を服用させていました。
これが大事なのです。
便秘がある、月経痛がある、にきびがある、オリモノが多く色がつきやすい、生理前に胸が痛いほど張る、胃の上辺りがいつも詰まった感じ、
のどが何かつっかえた感じ・・
このような症状があると、排泄がうまくいっていないタイプです。
出方によって、対処方法はさまざま。
早めの処理が大事です。
それにしても、韓国でも韓医学の大学があるんだと説明がありました。
大変人気があり、狭き門とも・・
そうなんだ・・・!
それじゃあ、中国には中医大学、韓国には韓医学大学、
無いのは日本だけですね・・・
なんか情けなくなりました。
日本は、もう一度自国の歴史を振り返り、
医学を含めて、いろいろな意味で自分たちの築き上げたものを大切にし、
日本人にあった、医学を作っていけたらいいなと思いました。
明治初期から、百年以上も日本では漢方について全く冬眠状態、
暗黒時代でした。
その間、中国、韓国は大学まで作って自分たちの医学を発展させてきました。
この差は大きいですよね。
頑張れ日本 ! !
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