少し前に来て下さった、26歳のSさん。

ご友人から聞かれて、子宝漢方が欲しいと来店されました。
Tさんからのご紹介です(Tさんありがとうございますハート

でも!話を聞くうち、心の中はどうして!という気持ちで一杯になってきました。

それはSさんにではなく、Sさんの治療に当たられたお医者様にです!

Sさんはまだ26歳。しかも結婚半年です。
Sさんが産婦人科に行った理由は、排卵頃より胸が痛いくらい張るので、
心配になられて行かれたのです。

なのにSさんが受けた治療は、排卵誘発剤の内服薬を服用することびっくり

どうしてですかはてな
Sさんはまだ26歳ですよ!
しかも結婚してからまだ半年ですよびっくり
ちょっとひどいのではないのですか?

私は薬剤師ですので、立場としてぐっとこらえて、Sさんには医者を変えなさいと、いうことはできませんでした。

今受けている治療が、どういう治療なのか、
不妊とはどう状態を言うのか、
まだ勉強中ですけれど、不妊カウンセラーだったらこういうだろうということをお話しました。

Sさんは結婚されてから、晩御飯の食べる時間が3時間も遅くなり夜9時に食べられるようになりました。
そして、2ヶ月前ほどに同じ頃結婚された方が妊娠されました。

そんなことが重なって、疲れと不妊の不安から、胸が張るようになってきたのでしょう。

そのSさんに、必要なことは、
胸が張ってきたのは不安と疲れとあせりの気持ちからだということ、
まだ不妊ではないし、治療はあせる必要は無いことなど説明してあげて、
安心させてあげることではないでしょうか?

プロラクチンの検査もせず、
いきなり、排卵誘発剤と言うのは、少し乱暴ではないですか?
女性の体はロボットではありません。
まだ自分の力があるかもしれないのに、そんなに簡単に手を加えていいものでしょうか?

しかもSさんはその薬が、体を治してくれるものだと思っておられました。

はっきり言って、排卵誘発剤は体を治すものではありません!
確かにどうしても必要な場合もあるかもしれません。
でもそれは、
どうしても必要な場合であって、服用期間に制限があるものであり、それは体にダメージを与えるものなのですびっくり

体を治してくれるなんて、あまりにも悲しい誤解ではないでしょうか?

患者は、お医者様の言いなりになるしかありません。
自分の体を人質にとられているからです。

不妊治療は簡単ではないと思います。
使う薬は同じでも、それぞれ人によって反応が違うため、結構さじ加減が必要だと思います。
副作用の違いもあります。

いかににダメージを少なく効果的に使うかがポイントでしょう。

お医者様選びは、大事ですね。

  家漢方の本陣薬局