1月31日(日)は、7月に研修した中国ハルピン不妊症研修のまとめの会でした

7月にハルピン研修に行ったお話は以前書かせていただきました
詳しくご報告できないままだったことを今気が付きました

私は中国研修に行き始めたのが
2003年からです
周期調節法の大家夏桂成先生のもとに行くのが夢で
南京の中医薬大学付属病院を見て感動
最期の感想の時
研修の感想をお話ししながら感動で泣いてしまったのを覚えています。

そして今回の研修は12回目。研修にすべて参加させていただき
代えがたい経験となり、それぞれ脳裏に焼き付いております

研修では少人数に分かれて
グループで行動します
そしてそのグループで、病棟や外来の患者診察に立ち会い
処方箋の内容を拝見、
時間の余裕があるときには
処方理由について質疑応答
中々日本では経験できないことを
経験できるのは、素晴らしいことです

これは病院の中からとった姿

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ホテルのような雰囲気です
これが漢方薬の病院(中医薬病院)というと、驚かれるのではないでしょうか
日本とは大きな違いです
こんな立派な病院で研修します

これはその風景

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後ろで立っているのが私の班のメンバーです
中国でもプライバシーの事情が厳しくなってきたので
患者様は写真左側
横に座っておられますが、陰で見えません

病棟では脈を見させていただいたり
舌を見て、
「この方は何が問題だと思いますか?」
というような質問があったりします

ハルピンにある黒竜江中医薬大学付属病の婦人科では、
多嚢胞性卵巣症候群について漢方薬の効果を
「アメリカ国立衛生研究所」と協力研究しています

これはかなり信憑性の高いデーターが出てきており

病院の多嚢胞性卵巣症候群の患者において
排卵率の平均が20%から50%へ大きく上昇
妊娠率が5.7%から11.2%へ2倍になった

そのようなデーターが出たそうです

このデーターは病院でのホルモン治療に比べても
優れた成績であり
副作用がない面から考えると
優位性が高いのではないかと思います

まとめの会で
私たちの顧問講師である劉伶先生が講義されました

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私の班からは2人の若手が発表
長くなってしまいました
タイムオーバー・・・・
その様子はまた次回にさせていただきます・・・

今日は立春
きれいな青空が見られました
いいお天気が続きます

インフルエンザが流行しているようです
板藍茶やのど飴で予防しましょうね