「処暑」が過ぎると、朝晩が涼しくなり
過ごしやすくなるはずなのですが・・・・
どうも、今年はすっかり火の神様に好かれてしまったようですね
暦の上では秋なので
秋の養生が大切
ただ、猛暑の時は少し違います
まだこの暑さの中
しばらく、夏の養生を続けることになります
いい加減飽きますけれどね
ただ、このような時
気を付けなければいけないのは
急激な気候の変化です
秋の空気は乾燥
空が高く感じ始めるころ
空気も乾燥し始めるので
朝晩の気温差が大きくなります
のども乾燥しやすく
このような時に
風邪をひいてしまうのです
風邪をひくと
活性酸素が体に急激に増え
卵子の質を悪くするきっかけにつながります
妊活にとって
風邪は最大の敵です
なるべく長引かさないようにすることが
とても大切
朝起きた時、
鼻水、くしゃみが気になったら・・冷えの風邪対策
寒気がするとき
☆襟足から下の背筋10cm位のところに生姜のおろし汁を数回たらして擦りこむ。
その上にカイロをあてて温める。
☆夜寝る前に生姜湯で10~15分両足を温める。
漢方薬の復習編
このときの漢方薬は、衛益顆粒と葛根湯でしたね。
私は葛根湯に地竜が入った、カゼコールがさらによく効いてくれるので、
葛根湯といえば、カゼコールをおすすめしています!何よりも味がおいしいですから
のどの痛みが気になったら・・・・炎症の風邪
☆きゅうりをすりおろして、はちみつ、葛と混ぜ、熱湯の溶かして冷ましてから服用する
☆ 咳が強く高熱のとき、生れんこんをすり、そのしぼり汁を湯のみ6分目くらい飲む。
☆ 38℃以下に下熱したら一度熱を通したものを飲む。
☆ れんこん粉末(自然食品店などにあります)を小匙すりきり1杯を100くらいの水でとき、
ちょっと熱をくわえて飲む。
漢方薬においては、
初期では「天心感冒片」(銀翹散)がおすすめです
天心感冒片が特に便利なのは、板藍のど飴と舐めると、1回だけでも
のどの痛みが和らぎ効果を感じ
こまめに舐めることにより、かなり改善することが多いのです
上記の風邪に合わせ
すぐに風邪の漢方薬を服用できるように
手元に用意し、上手にこの季節を乗り切りましょう