最近は体外受精が「保険適用」になり、体外受精の敷居が低く
早い段階で体外受精にステップアップする方が増えたと実感しております。
年齢は、妊娠力の大きなポイントですから
妊娠力が失われる前に、ステップアップすることは
大切な時もあります。
ただ、とても気になるのが
様々な治療方法が新しく出てきてはいても
出生率(採卵してから、出産できる確率)が、年々下がっているようなグラフになっていることです。(黄緑色の線)
産婦人科学会ARTデーターブックより引用
生産率/採卵・・・黄緑
2021年は5%を下回ってきていますので、
様々な背景があるとは思いますが
非常に厳しい結果に見えます。
年齢別では、こちらのグラフが参考になると思います
「産婦人科学会2021年ARTデーターブックより引用」
生産率(出生率)/総治療・・黄緑
流産率/総妊娠・・・・・紫
画像が悪く見にくいので
詳しくご覧になりたい場合は、以下のページが良いと思います
https://www.jsog.or.jp/activity/art/2021_JSOG-ART.pdf
一番下の段から1段目が5%、その上から順に、10%、15%、20%・・・と続きます
私は出産まで至ることが大切だと思いますので
そのようにしてグラフを見ると、出生率は20歳代でも25%を下回り
38歳で15%を切り、その後下降が目立ちます。
「まずは病院で治療すれば何とかなる」
そう考えてしまうと、夢がかなわなくなるかもしれません。
「できるだけご自身の妊娠力を上げる工夫を、二人で早い段階から心がけ
しっかり体を整えたうえで、病院で治療や、体外受精にステップアップする」
上記のことを大切に考えていただけたらと思うのです。
早い段階で漢方薬に出会っていただけたら、もっとこのグラフが変わってくる。
そんな事もまた私の夢です
以下は、過去にボテジャコでご紹介した方の例です。
体外受精を数回実施したのち、卵子が育たなくなり無月経になってしまった35歳のFさん。
妊娠をあきらめたものの更年期様の症状に悩まされ、このまま閉経してしまうことに不安を感じ来店されました。
疲労感が大きく、毎晩寝汗に悩まされ、軽いうつ状態があります。体温は全体的に低く冷えに悩まされています。腎陽と気血が不足し、生殖の働きが動かなくなってしまった状態です。
腎陽を補う鹿茸製剤と気血を補う生薬を中心におすすめし、半年で月経が来ました!
その後周期調節法で体調を整えるうち、驚くことに1年半後に子宝に恵まれ無事元気な男の子をご出産されました。
私にとってとても印象的な出来事でした
時々、このような奇跡に出会える事があります
もともと、生まれつき卵巣の働きが弱く、卵の数が少ない方がおられます
30歳代でも、無月経が多く、病院の注射の反応も悪く
採卵数が少ない方もまた、低反応卵巣という状況に至っておられることがあります。
「腎精」が少ない状況と東洋医学では考えます。
腎精を補うことがとても大切
腎陽を補う事や、腎陰を補う事、気血の流れを良くすることなど
体質に合わせて、お一人お一人方法は全く違いますし
とても繊細なサポートが必要になってきます。
漢方薬に出会っていただけて本当に良かったと思いました。
数年前から続けている味噌づくり!去年1日で、大豆4キロ、計20㎏の味噌づくりをしたのですが
さすがに大変だったので
今年は、2回~3回に分けてつくろうと
今日は1回目の味噌つくりをしました♪
思い出す意味も含めて、今日は1キロgの大豆と、1キログラムの米麹
少しずつ思い出しながら、去年のことを思ったらとても楽💕
あと3㎏の大豆と、米麹があります💦
いっぺんに作るか、分けて作るか
悩ましいところです・・・・・