今日は午後から、暖かい日差しにつつまれ
行楽日和。
ただ、花粉が飛び始めているようですね。
私も怪しいので(目のかゆみとくしゃみ鼻水がすこしあります)、「衛益顆粒」と「心沙棘(しんさーじ)」を服用しています♪

テレビで能登の震災のお話を見ました
復興が進まない様子に、皆さんどのようなお気持ちかと心が沈みます。
せめてお天気が良い日が続きますように。

今日ご紹介するお話
40歳前で、2回の流産を繰り返し、子宮内膜が薄くなってしまった方の例です。

結婚後2回妊娠しましたが、心拍の確認ができずに流産。
2回目の流産での掻爬後、子宮内膜が4ミリの厚さまでにしかならず、自然妊娠が難しいとの診断で来店されました。

妊娠に必要な内膜の暑さは8ミリ以上、どんなに薄くても6ミリなければ妊娠に繋がらないと言われています。
この方は気血の流れが悪く卵巣機能の低下もあったため、卵巣機能の改善を目指しながら、体質を整えるため周期調節法で漢方薬を服用、あわせて当帰製剤をお勧めしました。
月経の量は少しずつ増えたのですが、1年近く経過し
心配し始めた頃妊娠の報告をいただき、その後無事ご出産されました。

流産後の処置は、妊活に詳しい医者様はとても慎重になさっておられるのですが、繰り返していると
1.子宮内の癒着
2.子宮内膜基底層の損傷
3.子宮内膜の血流の悪化
上記などの理由により、子宮内膜が薄くなり、改善できなくなります
以下のブログもご覧になってください

「子宮内膜が薄い」に漢方が有効ある可能性

「子宮内膜が薄い」に漢方薬が有効である可能性2

子宮内膜が薄くなる原因として、流産以外にも以下のことが考えられます

1.潤い不足(陰が不足している)
(肌に張りが無く、つやもない。こじわが多い)

2.血流が悪い
(顔色が悪く、くすみ、しみが多い。肩こり、頭痛が多い)

3.血液が不足している
(顔色が青白く、立ちくらみ、手足の冷え、朝はボーっとするなど)

逆に考えて、
上記の1~3をサポートすれば、子宮内膜の改善が期待できます。

今回ご紹介した例は、病院に通われていないので
子宮内膜が厚くなったかの確認はできませんでした。
月経量の改善が見られたので
そのような状況に至ったのではないかと思います。

先日琵琶湖岸をとったとき
久しぶりにコハクチョウの群れに出会いました

この写真では、数の多さが表現できないのが残念です!
何より感動したのは、ある一定の間隔で、10羽ずつ程が、北に向かって列をなして飛び立っていく様でした
しかも、順序良く。

すべて同じ群れに見えるのですが
グループ分けされているようです。
もう北帰行が始まっているのでしょうか。
夕方もう一度通ったときには
ほとんどいなくなってしまっていました。
まだ寒いのに
もう少しゆっくりしていって欲しいなと思いましたよ。