今年は
立て続けに妊娠報告をいただき
この、4月、5月、6月は
難治性不妊症といわれている方の妊娠が続き
学びの月となっております

ちょうど、4月に難治性不妊症に関連し論文発表を
させていただいてところでしたから
不思議な縁を感じています

そのようなおり、
6月上旬に東京で学ばせていただいた
不妊カウンセラー養成講座で
「原因不明不妊」についての講義があり

難治性不妊症についての興味深い内容に
スケジュールが混んでいる中、土曜日を休んで東京に行ってよかったと思います

「原因不明不妊」
簡単にそう言われても
なんともできない、歯がゆい感じですね

杉山産婦人科「黒田恵司」先生による講義で
心に残る文面

「原因不明不妊は、原因検索ができない部位に不妊原因がある」

当たり前のことですが
ここにキーポイントがあると思います

卵管内での原因
(通過性があっても、卵を送り出せない何らかの要因)
子宮腔内での原因
受精障害
妊娠後不育症

上記の不妊症が考えられますが
講義を受けながら
それぞれの不妊に関しては
免疫学的素因が関わっている可能性について
共感しながら拝聴しておりました

Sさんは
何回も体外受精を繰り返し
良い卵に出会えず、移植までたどり着けないために来店されました

まだまだ若いSさんのことを考えると
それはとても不思議なことです
数回以上も体外受精をされておられれば
必ず移植まで行けるはずです

通常でない様子に
普通の卵の成長を助ける漢方の服用では
うまくいかないと思いました

免疫的なことを考えた漢方薬の服用
そしてご主人様のご協力

この2点が大切なポイント

Sさんはやっと一つの卵が生長し
妊娠!
経過はとても良好です

若いのに人一倍の苦労をされたSさん
あと少し、
たくさんの苦労が報われますように