先日の日曜日、伝統漢方研究会の全国論文学術大会が東京で開催され、太紀先生と二人で参加してきました。
コロナが明けて、ようやく全国規模の学術ミーティングも行えるようになりました。
会場参加とZoom参加のハイブリッド開催です。
伝統漢方研究会は一年に1本(以上)の論文を必ず提出しなければなりません。
その中から選ばれた論文を全国大会で発表します。
私と太紀先生とも選ばれたので二人とも発表でした。
太紀先生
「本治部に標治部の主薬味を合わせる治法」
私は「主訴の証と体質の証」
もちろんその年に提出された論文は全て目を通します。
店頭での漢方相談の症例論文が多いのですが、
難しい症状や疾患に対し、新たな考え方、診方でアプローチして好結果が出ている例は本当に参考になりますし、
ある意味、自分に無い脳力の補完となり、日々の漢方相談で患者さんに還元できることになります。
漢方に無限の可能性を感じ、まだまだ進化できると感じられるひと時でした。
帰りの新幹線からは美しい富士山が見えました