日中暖かい日が続きましたが、週末から寒くなるようですね。
今年は暖冬らしいのですが、カメムシ予報からすると… どうなんでしょうね。

今回は坐骨神経痛の3名のご紹介です。

坐骨神経痛は変形性腰椎症や椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などから、坐骨神経が刺激され痛みやしびれが起こることが多いです。
東洋医学では痛みやしびれに対して
「不通即痛・不栄即痛」(気血の流れが悪く、栄養されないと痛みが起こる)
と考え、気血水の滞る原因を除き、流れを改善することが第一です。
漢方では原因の病名にとらわれず、その方の気血水、虚実、陰陽を判断することにより薬方を選ぶことが出来ます。

 

60歳、女性

一年前より腰からスネにかけてしめつけられるような痛みがあります。
重いものを持つと痛みがひどくなり、鎮痛剤が離せないとのこと。
腰椎関節の炎症や変形に加え、筋肉の異常緊張があるようです。
漢方薬は水分代謝を改善し、冷えを除き湿を去り、また筋肉の収縮を改善する薬方を選びました。
3カ月後には8割方良くなり、7か月目からは漢方薬を減らして、良好に経過しました。

 70歳、男性

二年前より腰椎のずれが原因で、おしりから太ももの裏~足先まで、痛みとしびれが起こる坐骨神経痛でした。
寝返りするのも痛み、足裏にモーチを貼ったような感じで、長時間歩けないとのこと。
この方も水分代謝を改善し、関節のミネラルバランスを整え、冷えと湿による痛みを去る薬方を組み合わせ、6か月間服用して戴くことにより秋の稲刈りも問題なくできるようになりました。

 64歳、女性

一年半前よりおしりの左側から太もも裏側、外側にかけて痛みます。
色々治療するも良くならず、階段を降りる時に針で刺された様な痛みがあり、長く立つことができず、ひどい時は左足が上がらないと言われます。
この方も同様に漢方薬を選び、当初3、4カ月は良くなったり悪くなったりの繰返しでしたが、薬方を変更しながら10か月程度でほぼ改善できました。

 (ボテジャコ掲載)