先日おみえになったGさん。
坐骨神経痛と股関節にも異常があるようで、夜に太ももがうずいて痛いとのことです。
実はこの方、昨年も同じ症状で一度来られました。
その時、漢方薬を2週間分のんでいただきました。
2週間後連絡があり、痛みがすっかりなくなったのだけど、こんなに効く漢方薬は恐いとの理由で、その後はのまれなかったのです。
今回も糸練功で確認すると、全く同じ漢方薬です。
また2週間お飲みいただき、この先のこともお話しました。
たまに、Gさんに似たようなことをおっしゃることはあります。
特に痛みの場合は、長年の苦しみが2週間ほどで症状が消えてしまう(数回で消えることもありますが)ことがあるのですよね。
でも、いくら症状が消えても糸練功の合数は2週間程度なら1~2合ぐらいの上昇だと思います。
経気の流れはまだまだ改善しないといけないのです。
早くて3か月~6か月ぐらいは覚悟していただきたいですね。
でないと、きっとまたすぐに悪くなって、痛みが出てくると思うからです。
せっかく漢方薬で楽になっても、すぐ悪くなっては何にもなりません。
糸練功の合数と症状の改善は比例しないこともよくあります。
Gさんのように合数の少しの上昇で、症状が劇的に改善することもあれば
合数が結構上昇しても、症状の改善が追い付いていかないこともあります。
もちろんいつまでたっても症状が改善されない場合は、お薬の選定に問題があるのですが、
異常信号を確実にとらえ処方を選び、合数チェックがしっかりとできて継続していただければ、症状はまず改善していきます。
どうか少し気長にお付き合いくださいませ。