今年は梅雨入りが早くもう来週にはとのことです。
雪が多かった冬が終わり、一息つく間もなく梅雨、そして猛暑へと、日本の四季は忙しく、コロナでイベントが全くないのも相まって瞬く間に1年が過ぎていくように感じます。
先日、頸管無力症のお客様からご連絡をいただきました。シロッカー手術をされた後も子宮口が安定せず、退院が長引いているとのこと。
その時にお伝えした養生法をブログにも共有させて頂きます。
- 静養する
なるべく動いたり、力を使ったりせず、穏やかに養生するのがおすすめです。
ツボ押しも刺激になる場合があるので、専門家のアドバイスが無い場合は安易にしないようにしましょう。 - イモ類を食べる
イモ類は気を補い、胎児を引き上げるのを手伝ってくれます。入院中の場合は、ご家族に差し入れをもらったり、おやつを許されている場合は、干し芋をおやつにすると良いでしょう。 - 陰部を冷やさないようにする
陰部が冷えると血流が悪くなり収縮が強くなるので、下着や肌着を工夫して冷えないようにしましょう。蒸しタオルをあてて温めたりするのも良いです(低温カイロだと熱くなり過ぎることもあるので注意)。
漢方薬をお飲みになる場合は、①”脾(胃腸)”の気を補うこと(脾の気は胎児を引き上げ安定させる)、②安神させること(精神をリラックスさせて、緊張を解く)、③免疫を整えること(感染症が原因となることもあるため)を三本柱として、体質に合わせてご対応することが多いです。
しっかり対応させて頂くと、養生と漢方薬だけで入院を回避できることもあります。
既に頸管無力症と診断された方だけでなく、頸管が短いと指摘された方もぜひ取り入れて頂けたらと思います☆彡